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2009年9月4日 曇 19℃(16:20)
赤岳第三雪渓のナナカマド紅葉が見頃となりました。四日前までは、まだぼんやりとした色づきでしたが、今日のウラジロナナカマドは随分と発色バランスの良い赤色が全体的に広がっていました。
標高2000m周辺は、そろそろ紅葉本番といえそうです。
写真:ウラジロナナカマド紅葉(第三雪渓 9/4)
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2009年9月4日 曇 19℃(16:30)
(その2)
今日の赤岳コースの紅葉ポイントは奥の平〜第4雪渓までが見頃となっていました。第1花園〜第2花園はまだ少し早いようです。
写真:ウラシマツツジ(手前)とウラジロナナカマド 9/4
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2009年9月7日 雨後曇 17℃(14:00)
霧にまかれる。
それでも粘って、雨粒の隙間から睨むように見た稜線には紅や橙のパッチワークが広がっていました。9合目から山頂部にかけては紅葉も今が見頃です。これからさらに色づきは進むでしょう。ただそれは自然の領域。順調と思ったら急に暖かくなったり、そろそろピークという頃に雪や霜にやられたり。これまで何度もそんな光景を目の当たりにしてきたのですから、疑い深くなるのも仕方がないことかもしれません。
さて、これから通過するという寒気、これが吉と出るか凶と出るか?
写真:黒岳山頂より望む赤石川より斜面
9/7
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2009年9月9日 晴(山は初雪)12℃(16:30)
緑岳ガレ場のたすきも見頃です。
第一花畑は縁のナナカマドが一部紅葉してきましたが、花畑自身の紅葉は来週以降になりそうです。
【高原温泉沼めぐりコースについて】
8月8日よりヒグマ出没の為、沼めぐりコースを閉鎖しておりましたが、明日9月10日より解除となりました。
*なお、ヒグマの出没状況・天候等、日々の状況に応じ、コース規制がありますのでご注意ください。ヒグマ情報センターにてレクチャーを受けてから入山してください。
写真:緑岳ガレ場より見下ろす(9/9)
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9月9日 その2)
桜の花と同じくらいみんなの心を悩ませ、まだかまだかとそわそわさせるもの、それが紅葉でしょうか。
今年の銀泉台の紅葉は、例年よりやや早め。すでにとりどりのオレンジ色に変身した銀泉台は、陽射しを全身で受け止め、それがいっそう眩しく見えました。今週末はもっと色づきそうです。
写真:銀泉台第一花園(9/9)
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9月9日 その3)
ついに初雪です。
今朝7時半頃、愛別岳北側斜面が白くなっているのが麓から見え、お〜初雪だ〜!と思わず声を上げてしまいました。赤岳山頂に着く頃には、雪は日陰の窪みにわずかに残る程度でしたが、12時10分、稜線はふたたび雪となりました。登山の際はダウン等しっかりとした冬装備を備えてください。
写真:降りしきる雪と紅葉
(北海岳 9/9)
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2009年9月10日 雨(山は雪)11℃(16:40)
黒岳では昨日早朝に初雪を観測しましたが、降り積もるほどではありませんでした。しかし今朝は昨日とは一変して一面雪景色となり、石室周辺の積雪は5〜10センチほどとなりました。気温は午前6時で0℃(黒岳山頂)でしたが風が強く、時折アラレも混じる天候だったので顔を覆いながら歩くといった状況でした。登山者の中には手袋ナシで歩いている方もいましたが、手がしびれて感覚がないという状態でしたので、今後は寒さ対策を十分に配慮した登山が必要となります。
写真:冠雪した大雪山 (9/10)
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2009年9月12日 晴れ 17℃(16:00)
雪化粧した山肌が麓からもはっきりと見え、本日初冠雪が観測されました。参考までに昨年は9月24日でした。
ところで今年の初雪は9日でしたが、必ずしも初雪イコール初冠雪となるわけではありません。まず冠雪とは、麓から見て、山頂が積雪で白く見えることをいい、寒候期に初めて見えた冠雪が初冠雪となります。ですから、初雪が降っても、その後天気が悪くて麓から山が観測できなければ初冠雪とはなりません。(参考/気象科学事典)
今日は北鎮岳まで足を延ばしました。雲ノ平から北鎮岳にかけては場所によって20cmの積雪がありましたが、驚いたのは、えっ!?そんな格好でここまで着たの?とあきれるくらいの軽装登山者が多かった事。夏山ではありません。山はそうそう優しい顔を見せてはくれません。
北鎮岳の山頂からお鉢平を見渡しました。紅葉一変。ありったけの紅や橙を振りまいていた稜線が、わずか二夜にしてこの雪景色です。
写真:北鎮岳山頂よりお鉢平方面を望む
(中央奥は白雲岳 9/12)
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2009年9月13日 くもり 16℃(16:10)
今日の層雲峡は朝から雨で、山の上もみぞれ交じりの雨でした。
これからの時期、平野部は雨でも山は雪の可能性があるので気象予報を十分確認の上、登山されるようにしてください。
写真:黒岳石室周辺の紅葉と冠雪した北鎮岳 9/12
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2009年9月14日 快晴 17℃(10:00)
雨上がりの朝、始発のバスで銀泉台へ。昨日の雨のおかげで林道は砂埃も立たず、心地よく揺れる車内。終点に近づくと、見上げる斜面には紅く色づいたナナカマドが広がり、乗客からは「おオッー」と歓声があがります。
バスを降りて一段高い台地に立つと、緑の地に紅く色づいた木々が映え、青く澄んだ秋の空。一足先に色づいた箇所では、若干葉が落ちてきているように見えますが、全体としては見頃といっていいでしょう。
ここのところ、朝晩はかなり冷え込んできているので、紅葉狩りにお出かけの際には温かい服装で!
写真:銀泉台第一花園(9月14日)
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2009年9月16日 曇 16℃(13:00)
それは、大胆に林道の真ん中を占拠していたのでした。
コクワの実がいっぱいにちりばめられたそれは、ちょっと手前からもヒグマの糞とすぐわかります。キツネもコクワを食べますが、この大容量です。ヒグマ以外にありえません。
ヒグマは雑食性で、食べ物はコクワ、ドングリ、ヤマブドウ、セリ科植物の根、フキ、蟻、蜂、鮭、エゾシカなど多岐に渡ります。めぐる季節に糞の内容も変わり、コクワやドングリ、ヤマブドウなどが混じるようになると、嗚呼秋だなあとヒグマの糞を突付いている自分。私にとって、これが秋を知らせる暦のひとつです。
写真:コクワの実が未消化のままのヒグマの糞
(ヒグマは腸が短い為、植物の消化率が悪いのです)
層雲峡 9/16
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2009年9月17日 曇 17℃(13:30)
北海岳や北鎮岳の窪地にはまだ先日の雪が残っています。雪が降って、山頂部の紅葉はさすがにくすんで来たと思っていましたが、北海岳側の紅葉はなかなか鮮やかなものでした。例年風向きの影響か、雲ノ平方面よりもやや遅れて色づいてきます。チングルマも風車の綿毛を付けて草紅葉。足下に濃密な紅が広がります。
紅葉は黒岳4合目までおりてきました。登山道から見下ろす7・8合目、今見頃です。
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2009年9月18日 はれ 18℃(12:50)
昨日もテレビのニュースで大雪山の紅葉が放送されていたと登山者がバスの中で話していたので聞いていると、「層雲峡の紅葉もいいみたいよ」というガセネタを聞いてしまったので、眠たい目を擦りながら「層雲峡はまだですよ」と話しに割って入るはめに・・・
大雪山の2000m付近の山頂稜線は、先日の降雪で落葉も目立つようになりましたが、部分的にはまだ多くの紅葉ポイントがあり楽しむことが出来ます。層雲峡周辺では赤岳第1花園、黒岳7合目などは、いま最も見頃な紅葉ポイントといえます。紅葉は毎日の天候や気温で随分と左右されますので今現在見頃の場所には早めに行かれることをオススメします。
写真:銀泉台第1花園 (9月18日)
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2009年9月20日 晴れ 11℃(16:00)
行列の末、辿り着いた滝見沼。
目の前に広がる景色に周囲の歓声が止みません。すっかり見頃になりました。昨年より紅が出て、今年はなかなか華やかです。
樹林帯のミネカエデも黄色く色づき、「あれよあれよという間に」という印象なのでした。
写真:滝見沼(9/20)
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2009年9月21日 晴れ 10℃(17:00)
今朝の層雲峡の最低気温は0℃。麓の路草にも真っ白な霜が降りました。この冷え込みの影響で葉の離層が随分すすんだようです。袖が触れたとたん、カサコソと音を立てて葉が舞い落ちます。落葉樹たちには、来る冬に備え、身を守るために葉を落とすという目的があります。紅葉はその過程にひとつに過ぎません。それがわかっていても、名残惜しいとつい思ってしまう。
緑岳。ガレ場のたすきは色をなくし、代わりにダケカンバの黄色が裾野に向かって広がります。花畑を縁取るナナカマドはまだ見頃で、チングルマは紅い絨毯をいっぱいに広げていました。
写真:緑岳第2花畑のチングルマ紅葉(9/21)
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2009年9月24日 曇後雨 11℃(17:00)
仕事を終え、センターを出ると雪虫が飛んでいました。
おしりに白い綿のような分泌物を付け、飛んでいるというよりも、ゆるゆると上下に移動しながら浮遊しているという感じです。秋は何かとしみじみするような事象も多く、紅葉見てはしみじみ、山に初雪降ってしみじみ、そして雪虫を見てはまたしみじみ。でも雪虫にしみじみしてしまうのは、冬の長い北国ならではかもしれません。雪虫が舞うようになると、「いよいよ雪も近いのかしらねぇ」とご近所さんと井戸端話が始まります。
「雪虫」はアブラムシの一種で、正式名称「トドノネオオワタムシ」など複数種があります。ヤチダモとトドマツを季節的に行き来しながら世代交代をし、晩秋に見られるのは産卵の為にトドマツからヤチダモを目指し結婚飛行する成虫たちの姿です。そして「雪虫が飛ぶと初雪が近い」とも言われます。
さて冬の使者様、今年の初雪はいつごろになるでしょう?
写真:雪虫(層雲峡 9/24)
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2009年9月27日 晴れ 13℃(16:30)
山の頂がまた白くなりました。黒岳石室は今日で小屋閉めです。明日からは無人の避難小屋になります。6月初め、屋根の下まで雪に埋もれていたのが、ついこの間のような気もするし、随分前だったような気もします。
紅葉も山麓部へと下りて来ました。5合目展望台から望む黒岳は気持ち良いくらい葉を落とし、樹木の褐色の枝が複雑に伸びている様も面白いものです。見頃は3合目から4合目付近。ロープウェイの車窓から見下ろすと、ダケカンバで埋め尽くされた森林に黄葉が広がります。嗚呼、その奥行きに吸い込まれてしまいそう。
写真:黒岳5合目下(9/27)
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2009年9月30日 晴れ 16℃(13:00)
秋の日はつるべ落としといいます。朝日は5時半前にそそっと顔を出し、夕方の帰り道はすっかり暗くなってしまいました。明日になればまた暦を一枚めくらねばなりません。
層雲峡の紅葉は日に日に色付いてきました。どうしてこんな所に根を下ろせるのかといつも感心するのですが、国道を挟む両手の絶壁にはダケカンバを始めとし、シナノキ、イタヤカエダ、カツラなどが岩肌を黄色く覆い始め、ハウチワカエデやエゾヤマザクラ、絡みつく山ブドウらが所々に紅を添え。スピードを出して通り過ぎてしまうにはもったいない。
紅葉谷入り口付近も見上げれば、光を透かしたハウチワカエデの一枚一枚が赤い血潮のよう。10月上旬、層雲峡は紅葉狩りに良いシーズンを迎えます。
写真:紅葉谷入り口(9/30)
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