層雲峡ビジターセンター
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湿雪
2010年12月7日 くもり -4℃(13:50)

 昨日まで積雪0cmを記録していた層雲峡も、今朝は湿った雪が15〜20cmほど積もりました。このべとついた重たい雪の影響で峡谷壁面の木々はぐんにゃりと撓り、林道沿いなどでは道の中央まで樹木が覆いかぶさる所もみられました。

写真:湿雪に覆われた映月峰 12/7
ロウソク作り
2010年12月15日 くもり -11℃(10:50)

 12月22日〜24日にかけて、ビジターセンターレクチャールームにて、いろいろな型を使ってクリスマスのロウソクを作ります。定員は各日ともに6名で、参加料は無料となっております。参加には、事前に申し込みが必要となります。詳細につきましてはお問合せ下さいませ。

写真:地元の子供達が作ったロウソクです 12/11
今日は寒いです・・・
2010年12月16日 晴れ -12℃(10:20)

 早朝、センター前の温度計を恐る恐る見てみると・・・ 何と−20℃!!を表示していました。顔というより体全体が「痛い」感じです。ようやく、大雪の山麓らしくなってきました。  この寒さの中、小鳥達は元気にセンター前を飛び回っています。 近々、この小鳥達もご紹介していきたいと思います。

写真:センター屋根からの[つらら] 12/16
空き家
2010年12月21日 雪 -11℃(11:00)

 林の中を散歩していると、大きな蜂の巣を見つけました。バスケットボールの倍以上あるものですが、中は空き家となっていました。役目を終えたのか、写真には写っていませんが側面が大きくえぐられた跡があり、何らかの攻撃を受けたのか?今ではわかりませんが、コゲラやアカゲラが巣の中を覗き込んで、何やら啄ばんでいました。

写真:スズメバチの巣 上川町 12/21
まずは・・・
2010年12月21日 雪 -11℃(11:40)

 先日、小鳥達のご紹介の文章を載せましたが、今回は「キバシリ」という鳥をご紹介します。スズメより小さく、くちばしが細長くて先っぽが下に曲がっていることが大きな特徴点です。色は、茶色と白のまだら模様です。とても動きが早く、写真に収めるのは苦労しますが、動いていない時などは、幹の色に似ていてその姿を探すのは大変です・・・。この時は、すぐそばに「コゲラ」が一緒にいて、良く観察しなければ同じ鳥と勘違いしそうです。

写真:キバシリ 上川町 12/20
キレンジャク
2010年12月23日 吹雪 -12℃(11:00)

 11月に2回ご紹介したキレンジャク。ようやく、人馴れをしてきたようで、下へ下へと降りてきました。11月に、冬鳥として渡来を確認してから約2ヶ月間、その数も徐々に増え続け、群集となって飛び回る数、ざっと300羽!中々お目にかかれない光景です。  この鳥の特徴は、眼の周りに黒い線が横切るような模様で、冠羽がよく目立ちます。また、尾の先は黄色で、とても色鮮やかな鳥です。(ちなみに、尾の先が赤いのがヒレンジャクといいます。まれに、キレンジャクの群落に混じっています)

写真:ナナカマドの実を加えたキレンジャク 上川町 12/22
キレンジャク2
2010年12月23日 吹雪 -12℃(11:10)

 先ほどアップしました写真、少し小さいものものでした。わかりやすく、大きめのものをご覧下さい。

写真:キレンジャク 上川町 12/22
アカゲラ
2010年12月26日 くもり -16℃(10:25)

 野鳥のご紹介、今回で三回目です。本日は、比較的容易に見ることができる、アカゲラをご紹介します。  留鳥で、夏は林の中で繁殖するため、中々その姿は見れませんが、秋口から冬にかけて、平地でも見ることができます。  キツツキの仲間で、雄の頭部には赤い部分があります(雌にはありません)。また、お腹の下方も赤くなっているのが特徴です。  よく、木をたたく「コンコンコン」という音を聞いたことがありませんか?これは、ドラミングといいますが、中にある虫等を採食したりしています。  夏場ですと、案外容易に野鳥観察が可能ですが、冬は積雪もあり中々そうもいきません。ということで、後日になりますが、雪の中を容易に歩ける「スノーシュー」をご案内したいと思います。口で伝えたり、写真でご紹介しても、中々その楽しさを伝えるのは難しいですが、とにかく一度挑戦してみませんか。「ほんとうに楽しい」です!!! 留鳥:年間を通して同じ場所に生息し、季節によって移動しない鳥

写真:アカゲラ 上川町 12/25
ロウソク作り講座
2010年12月26日 くもり -6℃(15:00)

 ビジターセンターでロウソク作り講座を行いました。パラフィンに顔料を溶かして、ハートや星などの色々な型に流しこむプチキャンドルを作りました。温度管理がポイントというか難しかった〜。  流し込みが終わり、少しの時間冷まして並べてみると、あらっ!!!なんということでしょう・・・。なかなか良い出来ばえ。  年末に向けて、きっとたくさんのお手製キャンドルに火が灯ることと思います。

写真:型に流し込んでいま〜す 12/23
魔法の靴
2010年12月29日 くもり -16℃(9:30)

 来年の干支は兎です。 北海道にはエゾユキウサギが生息しており、雪原でも潜らずに駆け回っています。その秘密は後ろ足の構造にあります。それは、「かんじき」を履いているような大きな足です。  毛が密生して滑り止めにもなっています。私達も雪の中を自由自在に歩ける方法、それは、「スノーシュー」をつけることです。  普段はとても歩けそうにもない場所へも行くことが出来ます。木の根元にうずくまっている真っ白なウサギに会えるかもしれません。  ビジターセンターでは、大雪山国立公園の自然と人々との触れ合いをテーマに、自然体験の手助けをすすめています。  どうぞ一度、この「スノーシュー」を体感して、ふわふわな雪と戯れてみませんか?

写真:スノーシュー装着 12/29
シマエナガ
2010年12月29日 くもり -16℃(10:35)

 野鳥の紹介四回目です。今回は「シマエナガ」です。写真の通り、頭部や顔、お腹は真っ白でフワフワです。また、何と言ってもまん丸でつぶらな瞳が愛くるしいです。尾が長いことが特徴でもありますが、鳴き声もかわいく「ジュリ」とか「ジュルリ」とか、何とも癒される野鳥です。

写真:シマエナガ 上川町 12/28
シマエナガ 背中から
2010年12月29日 くもり -16℃(10:35)

 背中からもう一枚ご紹介です。 このシマエナガは、留鳥で低い山の林の中にすんでいます。  北海道のエナガは本州とは違い、顔に黒い部分がなくシマエナガと呼ばれるエナガの亜種です。スズメより少し小さめです。  この日は、群れとなって枝先にぶら下がりながら、餌を啄ばんでいました。 亜種:生物分類上の一つの階級。種の下位の階級をさします。 

写真:シマエナガ 上川町 12/28
コゲラ
2010年12月30日 雪 -8℃(9:40)

 野鳥の紹介五回目です。今回は「コゲラ」です。スズメとほぼ同じくらいの大きさで、色は薄茶と白のまだら模様です。キツツキの仲間では一番小さい鳥です。留鳥で、夏の間は繁殖のためあまり姿を見かけませんが、秋から冬にかけてよく目にします。  鳴き声は「ギーッ ギーッ」とドラミングとともに、中々元気のよい野鳥です。  本年度の野鳥のご紹介は、今回で最後となります。年明け早々にもまた、シジュウカラやゴジュウカラなど、もっと身近な野鳥もアップしていきたいと思います。    このホームページをご覧の皆様が、「自然」、そして「野鳥観察」にも関心をもてるような情報を、今後とも提供していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。 

写真:コゲラ 上川町 12/28
小雪の層雲峡
2010年12月30日 小雪 -3℃(11:40)

 今冬の層雲峡は、昨年同期に比べ積雪量が10cmほど少なく、センターの窓からみてもわかるように峡谷の斜面は雪に覆われず、黒い岩肌が所々で露出している状況となっています。そして、ここ10年では2006年と同じぐらいの積雪量で、現時点ではもっとも小雪の12月となっています。  しかし何よりさびしく感じるのは、この時期毎日のように見られていた動物たちが全くと言ってよいほど見られず、痕跡すら確認できない状態が続いていることです。山や森に食料が豊富にあるならよいのですが、今冬の始まりは少し心配な年越しとなりそうです。 【積雪状況12月30日】 層雲峡40cm、黒岳7合目210cm、旭岳姿見駅150cm

写真:黒岳7合目赤石川沿いから見た烏帽子岳方面 12/29
ありがとうございました
2010年12月30日 小雪 -3℃(12:05)

 今年は、層雲峡ビジターセンター開設から10年が経過した年でした。6月中旬から二週間かけて改修工事が行われ、大雪山国立公園の自然を分かりやすく紹介する施設としてリニューアルしました。今後とも、より親しんでいただける施設を目指し、皆様の自然体験の手助けができるよう努力してまいります。  また、今年も大勢の皆様にご利用いただきました。来期につきましても、皆様のお越しを職員一同心よりお待ち申し上げております。  一年間、誠にありがとうございました。 *尚、年末年始につきましては、 12月31日〜1月5日までの間、休館とさせていただきます。 大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承下さいませ。

写真:ビジターセンター外観 12/29