層雲峡ビジターセンター
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ヤマゲラ雄
2011年04月01日 快晴 +8℃(13:40)

 先日ご紹介した「ヤマゲラ」の雄です。頭部が「アカゲラ」や「クマゲラ」と同様に赤くなっています。  この日は偶然に樹洞から出てくるところを目撃しました。間もなく雌も寄ってきて、仲良く地上に降りて何やら捕食していました。  蟻や昆虫の幼虫を主食としており、木の幹をつついているより、地上で捕食している方が多いようです。

写真:ヤマゲラ雄 上川町 3/31
ムクドリ
2011年04月01日 快晴 +8℃(14:30)

 夏鳥ですが、最近は年間を通して見られているようです。よく群れで行動している姿を見かけます。  繁殖期以外の”ねぐら”では、大群となります。鳴き声は「ギギ−ッ」「ギュルギュル」と何ともうるさく鳴く鳥です。  スズメよりはかなり大きいですが、ハトよりは若干小さめです。くちばしと足のオレンジが特徴です。

写真:ムクドリ 上川町 3/31
アオサギ
2011年04月01日 快晴 +8℃(16:00)

 川周辺を散策中に、上空から「グワッ」「ギャッ」・・・。見上げると久しぶりに「アオサギ」を目にしました。  夏鳥ですが、一部は越冬しているようです。日本産のサギ類の中では一番大きいです。  生息環境は、河川・湖・沼・畑等々におり、特に川周辺では魚類を待ち伏せして捕食します。  警戒心がとても強く、写真に収めるのは中々大変です。飛行時は、写真のようにZ型に首を曲げて飛びます。

写真:アオサギ 上川町 3/31
悪天候です
2011年04月02日 雪 +3℃(10:50)

 昨日の天候から一転して、本日は時折小雪交じりの暴風が吹き荒れています。  ここ数日間は快晴の日が続き、近辺の山肌や国道などは雪が解け出し、徐々に春めいてきていました。  しかし、ここ大雪山麓・層雲峡は別格!昨年の4月も、2度にわたり20cm程度の降雪があり、毎年思うことですが「春は遠いなぁ」と・・・。  このような天候を繰り返しながら、待ち遠しい春がやってきます。ちなみに、まだ最終的にはわかりませんが、やはり今年は雪が少ない方でした。  気象庁の層雲峡最深積雪も、昨日現在で昨年比24cm少ない統計となっています。  また、降雪量では1月〜3月で昨年比なんと▲166cm。特に、スノーシュー散策にも影響が出た1月の降雪量が、昨年比で1mも少ない統計です。

写真:吹雪で視界が・・・層雲峡峡谷 4/2
キンクロハジロ
2011年04月03日 雪 -3℃(10:00)

 冬鳥で、以前紹介した「マガモ」よりやや小さめのカモです。水の底で餌をとる通称「潜水ガモ」と言われています。  全体的に黒く、お腹が白いです。頭部から後方にかけて房状の「冠羽」が特徴です。  鳴き声は「フィー」、石狩川沿いの流れが穏やかな場所に、なんとも気持ち良さそうに泳いでいました。

写真:キンクロハジロ(雄) 上川町 3/31
ヒドリガモ
2011年04月06日 快晴 +11℃(10:05)

 河川や湖、沼など比較的見る機会が多いカモです。全体的に褐色で、他のカモ類に比べて赤みが強いです。  マガモよりやや小さめで「グアッグアッ」と鳴きます。凍らない水域では、まれに越冬するものもあるようです。

写真:ヒドリガモ 上川町 4/4
オシドリ
2011年04月06日 快晴 +11℃(10:30)

 夏鳥で、繁殖期には森林周辺の湖沼や川に生息しています。樹洞に営巣しますが、何と巣箱を利用することもあるようです。観察例として、クマゲラの古巣を利用した例もあるそうです。  ミズナラのドングリをよく食べ、時には枝に止まりながら食べることもあります。  マガモ程度の大きさで「クイックイッ」と鳴きます。「おしどり夫婦」の語源として知られていますが、雌が抱卵に入ると雄はつがいを解消して雄同士で群れます。しかも、別の雌に求愛することもあるようです。  なんともいただけないカモです。

写真:オシドリ雄 上川町 4/5
カモ
2011年04月06日 快晴 +12℃(11:00)

 カモ類を3件アップさせていただきましたが、ここ層雲峡から上川町に至るまでの石狩川沿いや、林の中の小さな川・池に、最近カモ類が見られるようになってきました。  以前は限られた場所には生息していましたが、ここ数年見かける機会が多くなってきたようです。  生息環境が適してきたのかはわかりませんが、いつまでも野鳥や動物をはじめとしたこの自然界が、永続して保たれることを願っています。  川淵で大雪山連峰を撮影していましたが、タイミングよく「マガモ」の集団が飛来してきました。  しばらくその場にいたところ、その数も徐々に増え100羽前後にもなっていました。

写真:カモの飛来(奥は愛別岳) 上川町 4/5
セミの抜け殻
2011年04月06日 快晴 +12℃(11:30)

 森の中を散策中、セミの抜け殻をみつけました。 一冬もこのように「へばりついた」状態で、強力な粘着力のある抜け殻です。  今週は気温が高めに推移しそうです。そろそろ本格的な春を迎えるのでしょうか・・・。  週の後半は雨の予報も・・・。3月にも小雨が降りましたが、この雨は地面に伝わる雨のにおいに「ヒグマ」が目を覚まし、若いオス熊などは早々と出てくるといわれています。(メスは4月末から5月上旬) 山に入られる方は、そろそろ気をつけたほうがよさそうです。

写真:セミの抜け殻 上川町 4/5
カラスの巣造り
2011年04月06日 快晴 +12℃(12:00)

 カラスの巣造りがはじまりました。あちらこちらで「カーカー」「グアーグアー」・・・。  まだ途中とはいえ、近辺を散策していると攻撃してきます。(攻撃されました)皆さんも気をつけて下さい。(頭を突付かれるととても痛いです)  そういえば、カラスにも色々な種類がありますがご存知でしょうか?  一般的には、くちばしが先端にいくにつれて細い「ハシボソガラス」、くちばしが先端近くまで太い「ハシブトガラス」です。

写真:カラスの巣造り 上川町 4/5
ハクセキレイ
2011年04月07日 くもり +11℃(12:00)

 夏鳥ですが、一部越冬しているようです。お馴染みの「セキレイ」ですが、スズメよりやや大きく尾が長いのが特徴です。  いつも尾を上下に動かしながらの仕草もお馴染みです。 波形状に飛びながら「チチッ」と鳴きます。  セキレイを見かけると、やはり春を感じます。身近な鳥ですが、とても季節感のある鳥です。

写真:ハクセキレイ 上川町 4/6
カルガモ
2011年04月07日 くもり +11℃(12:10)

 お馴染みの「カルガモ」です。よく、雛を連れた母ガモが話題になります。  カモの仲間では、雄雌ともに同色で、マガモより若干大きいです。  鳴き声もお馴染みの「グワッグワッ」。いつも小さな群れで行動しています。

写真:カルガモ 上川町 4/7
ホオジロガモ
2011年04月07日 くもり +11℃(13:00)

 冬鳥ですが、稀に夏にみられることもあります。写真の通り嘴の付け根に白い模様があります。(その名もホオジロガモ)  春先には、雌の周りに雄が集まり、首を背中に乗せまた戻すということを繰り返す「求愛ダンス」を盛んに行います。 (ヘッドスローディスプレイと言うそうです)  マガモよりやや小さめで、鳴き声は「クィ」、繁殖期には樹洞や地上の穴で繁殖します。

写真:ホオジロガモ雄 上川町 4/7
ホオジロ
2011年04月07日 くもり +12℃(13:15)

 夏鳥で、一部越冬しています。スズメよりやや大きく、尾が長いです。  「ホオジロガモ」同様に、頬は白と黒のコントラストです。  鳴き声が「チョッピチュピーチュー」「チュッピチュリチュー」と何とも言葉のような鳴き声。 「一筆啓上つかまり候」とか「札幌ラーメン味噌ラーメン」などど聞きなしがありますが「う〜ん」?どうしてもそのようには聞こえないのですが・・・。

写真:ホオジロ 上川町 4/7
ミヤマホオジロ
2011年04月07日 くもり +12℃(13:45)

 冬鳥ですが、北海道に渡ってくる数は少ないです。ホオジロと同程度の大きさで、頭の冠羽が目立ちます。  顔に黒と黄色の模様があり、学名通り「エレガントなホオジロ類」です。  鳴き声は「チッ」と、とてもかわいらしく鳴きます。  積雪の少ない道南地方や、道外では西日本などで普通に見られるそうですが、この周辺では中々お目にかかれません。 この日は、つがいで合計4羽見かけました。

写真:ミヤマホオジロ雄 上川町 4/7
モモンガ
2011年04月07日 くもり +12℃(14:20)

 2月の後半に森の中を散策中、アカゲラが掘ったと思われる樹洞を見つけました。  何度か同じ場所に通う日が続きましたが「もしや、モモンガが再利用するかも」と思いながら撮影の日を狙っていました。  気温も高く推移しており、今日がチャンスと万全の寒さ対策等々をし(モモンガは夜行性です)、準備を一通り済ませたあと樹洞を見上げると、準備の甲斐もなく?何と穴からこちらを見つめていました。  かよった甲斐があったのか、それともモモンガがサービスをしてくれたのか、はたまた根負けをしてくれたのか、やや暗くなりかけたうちに帰路につくことができました。  フラッシュも使用しなくて済んだことは、モモンガを驚かせなくてよかったです。

写真:エゾモモンガ 上川町 4/6
カワラヒワ
2011年04月09日 くもり +8℃(13:20)

 夏鳥で、一部は越冬しています。スズメよりやや太めの体形です。  全体的に褐色がかった緑色で、飛ぶときは翼付近の黄色がとてもきれいです。  鳴き声は「キリリリ コロロロ」時には「チュイーン」などど甘えた声も出します。

写真:カワラヒワ 上川町 4/9
カシラダカ
2011年04月09日 晴れ +8℃(14:15)

 北海道では春先の渡りの途中で立ち寄る旅鳥です。スズメよりやや小さめです。  鳴き声は「チッ」、比較的探しやすい野鳥です。頭の冠羽が特徴で、名前の由来でもあります。  この鳥は渡りの研究材料として使われ、約13時間の日照時間を境に渡りの気分が高まってくることと、春は気温18℃を超えるとその衝動に拍車がかかるらしいです。

写真:カシラダカ 上川町 4/9
ベニヒワ
2011年04月09日 晴れ +8℃(14:50)

 冬鳥で、スズメよりやや小さいです、頭部には鮮やかな赤い模様があるのが特徴です。(雄はお腹も赤いです)  鳴き声は「ジュジュジュジュ」、小さな群れで行動しますが、この日は「ミヤマホオジロ」と一緒でした。

写真:ベニヒワ 上川町 4/9
キジバト
2011年04月10日 快晴 +9℃(11:40)

 夏鳥で、「ドバト」と同程度の大きさです。翼にウロコ状の模様がありますが、キジ(雌)に似ているところからこの名がつきました。  鳴き声は「デデッポーポー」を繰り返します。繁殖期は3月から11月までと非常に長く、この間に6回から8回も繁殖するものもあるうようです。  いつも2羽で見られることが多く、仲良しハトと思われがちですが、何と1回の繁殖ごとにつがいの相手が変わることもあるそうです。

写真:キジバト 上川町 4/10
福寿草
2011年04月10日 快晴 +9℃(12:05)

 ここ数日、大雪山麓では日中の気温がプラスになる日が多く、周辺の雪解けも随分と進みました。但し、朝晩はまだまだ氷点下と厳しい冷え込みです。(本日早朝センター前温度計で−9℃)  花々の開花にはもう少し時間がかかりますが、そんな中、層雲峡から20キロ程離れた上川公園で、福寿草が開花しています。 (昨年とほぼ同時期に開花です)  そろそろ春の気配ですが、野鳥のホオジロやヒバリの姿も見られるようになってきました。

写真:福寿草 上川町 4/9(開花確認4/6)
白鳥
2011年04月10日 快晴 +9℃(12:25)

 上川町の国道39号線沿いの田んぼで、ハクチョウの群れが羽を休めています。  落穂を啄ばんでいるのでしょう・・・。これから徐々にその数も増えていくと思われます。  ただ、毎年のことながら北へ旅立つ時が近づいています。今年も季節感漂う風景を感じることができました。

写真:オオハクチョウ 上川町 4/9
迷鳥
2011年04月10日 快晴 +9℃(12:45)

 石狩川と留辺志部川の合流点付近に、何やら白い「ハト」くらいの大きさの鳥が・・・。  近寄ってみると、何とカモメ・・・? 「ユリカモメ」でした。  2羽ともに冬羽から夏羽に換羽しはじめています。何故、こんな内陸部まで飛来したのでしょうか・・・?  渡りの途中できっと居心地のよさそうな「大雪山麓・上川町」に立ち寄ってくれたのでしょう!  大雪山連峰をバックに、特に白い「ユリカモメ」が川面に映えていました。

写真:ユリカモメ 上川町 4/9
キクイタダキ
2011年04月12日 雪 -1℃(9:30)

 留鳥で、スズメよりも小さく日本産鳥類の最小種の一つです。 鳴き声は「ツツツツツ」「チィーチィー」と高く細い金属的な声です。  全体的に緑色を帯びたオリーブ色で、写真には写っていませんが、頭部には黒と黄色の線があります。(雄には頭部にオレンジ色の線が加わります)  枝先で短く「ホバリング」(停空飛翔)し虫を探しますが、写真に収めるのは中々大変な野鳥です。

写真:キクイタダキ 上川町 4/11
雪が降りました
2011年04月12日 晴れ 0℃(11:20)

 快晴の日が続いたり、日中の気温がプラスになる日が多くありましたが、10日夕方から翌日早朝にかけて降雪がありました。  山全体が雪に覆われ、また一歩春が遠のいた感じです。

写真:雪に覆われてしまいました 上川町 4/11
雪が降りました2
2011年04月12日 快晴 0℃(11:45)

 フキノトウにも雪が被り、寒々しい風景です。本日早朝も、上川町では一時吹雪模様となりました  天気予報では、今週から日中の最高気温が二桁の予報が出ています。ここで一気に消雪し、春らしい陽気となるでしょうか・・・。  雪が降った影響で、動物の足跡の痕跡もまた見られました。しかし、何やら大きめな足跡も・・・。  そろそろ冬眠から覚めたのでしょう。山に入られる方は、十分に注意されて下さい。

写真:雪被りのフキノトウ 上川町 4/11
ナニワズ
2011年04月13日 小雪 +7℃(12:10)

 雪解けとともに咲く花で、とてもいい香りで春を感じさせます。 この花は夏になると葉を落とすので「ナツボウズ」の異名があり、秋には真っ赤な実をつけます。

写真:ナニワズ 上川町 4/13
シラカバシロップ
2011年04月13日 小雪 +7℃(12:20)

 まだまだ、氷点下に冷え込む朝が続きます。 以前に「カエデシロップ」をご紹介しましたが、今回は「シラカバシロップ」です。  倒れて林道を塞いだシラカバ、鋸で切られてしまいましたが、切り口から溢れる甘い樹液がツララになり20cm・・・。  思わず、味見をしてしまいました。

写真:シラカバシロップ 上川町 4/13
コハクチョウ
2011年04月14日 晴れ +7℃(10:15)

 オオハクチョウによく似ていますが、大きさは小さめです。嘴に違いがあり、見分けが難しいです。  オオハクチョウよりも早く飛来し、数は少なめです。早朝と夕方に田んぼに現れ、落穂を啄ばんでいます。  この時間帯になると、X字の戦隊を組みながら上川町にやってきます。  ドライバーの方や町内の方が上空を見上げる姿も、春ならではの光景です。

写真:コハクチョウ 上川町 4/14
なだれ
2011年04月14日 晴れ +7℃(12:30)

 ここ数日の暖気・強風等で黒岳沢(ロープウェイ山麓駅登山口付近)に小規模な雪崩が起きました。  昨年は2月中旬に同場所からの雪崩がありました。季節外れの雨や暖冬の影響等、色々な要因が重なっての雪崩でしたが、今年は降雪量の影響なのか、やや遅い感はありますが、大体例年並のようです。  これから色々な場所で、こういった雪崩等の自然現象が発生します。野外で活動される際は、十分ご注意下さい。

写真:表層雪崩(層雲峡・黒岳沢) 4/14
黒岳
2011年04月14日 快晴 +6℃(14:35)

 大雪山麓は春を感ずる時期となってきましたが、ここ黒岳はいまだ積雪が350cm(黒岳七合目)と、まだまだ真冬の世界です。 (黒岳スキー場は5月8日まで営業)  国道39号線からみる大雪山連峰も、山肌が少しずつ黒くなり、やや雪が解け始めたかな?という程度です。  山開きは6月下旬です。登山をされる方は、まだまだ冬山装備が必要です。  朝晩は、斜面の急な場所では大変滑りやすくなっています。十分注意されて登頂下さい。

写真:黒岳(層雲峡園地から) 4/14
コアカゲラ
2011年04月16日 小雨 +13℃(13:30)

 留鳥で、道東や道北地方では比較的見られますが、他の地域では稀で、局地的に見られる程度です。  アカゲラとよく似ていますが、体全体が小さめです。お腹の赤模様もなく、頭部はアカゲラと比較すると前面のほうにあります。(アカゲラは後方、オオアカゲラは頭部全体)  鳴き声はアカゲラよりもややかすれ声で「キョッキョッ」と鳴きます。  「コゲラ」程度の大きさの為、見つけると「アカゲラ」との違いがすぐわかるでしょう。

写真:コアカゲラ 上川町 4/15
雨のち吹雪
2011年04月17日 吹雪 -4℃(11:45)

 昨日の雨とは打って変わり、峡谷全体が真っ白の銀世界になりました。  4月になり三度目の降雪・・・。 時折、猛吹雪になり視界はきかなくなります。  雪解けで水量の増えた石狩川では、「カワガラス」が盛んに飛び回っていました。

写真:吹雪で視界がきかない層雲峡園地 4/17
オナガガモ
2011年04月20日 晴れ +6℃(14:20)

 冬鳥(旅鳥とも言われています)で、頭部が黒褐色、顎と胸が白く背と脇は灰色です。その名の通り尾羽は長くよく目立ちます。  他のカモに比べ、首も長いです。鳴き声は「ピュルピュル」と特徴的で、姿がみえなくてもそばにいることがわかります。  下半身と長い尾を使って「逆立ち姿勢」で水草などを採食し、初冬には、長い尾を高く持ち上げて「求愛行動」をします。

写真:オナガガモ 上川町 4/20
ノビタキ
2011年04月20日 晴れ +6℃(14:50)

 夏鳥で、町内では農耕地などで普通に見ることができます。スズメよりもやや小さく、胸の赤褐色が目立ちます。  地上に降りて昆虫類を食べますが、空中で飛んでいる虫を舞い上がって捕らえる、通称「フライングキャッチ」行動も盛んです。  鳴き声は「ヒーチョロリヒー」などど短く金属的な声で鳴きます。

写真:ノビタキ 上川町 4/20
山肌が見えはじめました
2011年04月20日 晴れ +6℃(15:00)

 先日、4月に入り3度目の降雪があったとアップしましたが、3度目の降雪は(17日)、結局層雲峡温泉一帯で30cm以上の降雪を記録しました。  黒岳の七合目でも約20cmの降雪となり、本日現在で355cmとなりました。  気温は高く推移してはいるものの、風がありしかも冷たく、解けるには時間がかかると予想していましたが、昨日からの好天で黒岳近辺は山肌が少しずつ見えてきました。  ですが、山はまだまだ真冬です・・・。果たして、大雪連峰・大雪山麓の降雪はこれで最後となるのでしょうか・・・?

写真:山肌が少し黒く・・・上川町清川より 4/20
キセキレイ
2011年04月20日 晴れ +6℃(15:35)

 以前ご紹介した「セグロセキレイ」「ハクセキレイ」同様に夏鳥ですが、最近はあまり目にしなくなりました・・・?  下面が鮮やかな黄色で、セキレイの中でも特に綺麗な鳥です。体の長さは他のセキレイとほぼ同じくらいですが、体重は半分くらいでスズメほどしかないようです。  とてもキレイ好き?な鳥のようで、ヒナが出した「糞」を、わざわざ水のある場所に捨てに行くそうです。  繁殖期には、オスばかりかメスも「求愛行動」に出るようです。 鳴き声は「チチチチ」、つがいで行動することが多いようですが、この日は、民家のアンテナの上に1羽のみでした。

写真:キセキレイ 上川町 4/20
ミズバショウ
2011年04月20日 晴れ +6℃(15:50)

 雪解けとともに「エゾノリュウキンカ」や「ミズバショウ」が顔を出し始めました。  先日は「福寿草」をご紹介しましたが、この3点が見え始めるといよいよ「春を感じます」。  写真は上川町内のものですが、国道39号線沿い「清川」の「水芭蕉園」も毎年素晴らしい群落を見せてくれます。  満開の時期が迫りましたら、またご紹介したいと思います。 また、「上川町」の「上川公園のサクラ」もまた見事です。こちらもあわせてご紹介します!

写真:ミズバショウ 上川町 4/20
アオジ
2011年04月20日 晴れ +5℃(16:15)

 夏鳥で、毎年今時期にやってきます。お腹の黄色が何と言っても鮮やかなのが特徴です。  スズメよりやや大きめで、鳴き声は「チョッ、チーチョッ、チロリ」とゆっくりとしたテンポで、区切りながら「歌って」います。  警戒心が強く中々人を寄せ付けません・・・。藪などにすぐ姿を隠してしまいます。  この「アオジ」を撮るために、本日は相当の時間を費やしました。湿地に足をとられ、恥ずかしながら転倒・・・。ご想像通り、ズボンはすぐさま洗濯行きとなりました。

写真:アオジ 上川町 4/20
今月2度目の登場です
2011年04月20日 晴れ +5℃(16:40)

 先日ご紹介した通り、モモンガは「夜行性」の動物です。但し、活動は「日没時」と「日の出時」の2度に活動的になります。  今回は、その「日の出」に合わせて撮影しました。前回同様に運がよいのか(通ったのは一度ではありませんが・・・)、またまた姿を見せてくれました。  モモンガの天敵は、この辺りでは「ハイタカ」「トビ」「テン」「ヘビ」等々で、平均寿命は短く「約4年」といわれています。  この日は一枚のみの撮影でしたが、すぐさま木々の間を滑空して森の中へ消えて行きました。

写真:エゾモモンガ 上川町 4/20
コガモ
2011年04月22日 くもり +6℃(13:55)

 冬鳥で、カモ類では見る機会が多いです。写真は雄で、鳴き声は「プリップリッ」。  その名の通り、カモの中では一番小さいです。求愛行動がおもしろく、雌の周りに複数の雄が集まり、鳴きながら上体を起こしたりお尻を持ち上げたりと、特に「一生懸命」なカモです。

写真:コガモ 上川町 4/22
エゾエンゴサク
2011年04月22日 くもり +6℃(14:05)

 エゾエンゴサクが見頃に近づいてきました。開花の確認は4月15日でしたが、わずかな数でしたので、本日あらためてアップしました。  昨年の確認は4月30日。今年は半月も早いお目見えです。

写真:エゾエンゴサク 上川町 4/22
エゾノリュウキンカ
2011年04月22日 くもり +6℃(14:20)

 開花の確認は3月20日でしたが、その後雨や雪の影響もあり、写真の姿になるには以外にも一ヶ月かかりました。  「イチゲ」などの「キンポウゲ科」も徐々に咲き始めており、お花のシーズンもすぐそこまできています。

写真:エゾノリュウキンカ 上川町 4/22
紅葉谷
2011年04月22日 くもり +6℃(14:55)

 今年の大雪山麓は、降雪の影響でシーズン前半から中旬まで非常に歩きづらい期間がありました。  特に層雲峡の紅葉谷では、降雪こそあるものの風の影響等もあり、斜度のある場所では大変滑りやすく、スノーシューの刃がきかないほどでした。  後半に入り、雪解けも進み「ザクザク」状態になり逆に歩きづらくなりますが、本日の紅葉谷は「ザクザク」どころかバーンが大変に固く、滑りやすい状態ではなく完全に「滑って」しまうほどの悪路でした。  ストックがなければ歩けない状態です。初心者の方には、残念ながらお勧めができないほどです。  安全が確認できましたらご案内させていただきます。

写真:紅葉谷終点 紅葉滝 4/22
ヒメイチゲ
2011年04月23日 くもり +7℃(10:20)

 開花確認は4月21日、昨年は5月4日、エゾエンゴサク同様に半月も早い開花です。  写真は、エゾエンゴサクと同じ場所の、層雲峡から約20km離れた上川公園での撮影です。  気温はプラスですが、日中でも中々開かずに閉じたままのヒメイチゲでした。

写真:ヒメイチゲ 上川町 4/22
シカの角
2011年04月23日 くもり +7℃(11:00)

 層雲峡・紅葉谷を散策中、エゾシカの角を見つけました。雄ジカのものですが、大体5才ほどでしっかりとした角を持つようになりますが、毎年春先には角が落ち、また新しい角が生えてきます。  この角は春先に生え始め、繁殖期の秋頃に成長を終えます。抜け落ちるのは、成長の過程でホルモン量の変化が関係しているようです。  いずれにしても、完全な状態になるまでには約3ヶ月もあればいいようです。また、成熟した大人の鹿角は、1〜2ヶ月の間に50cm以上も伸びます。

写真:シカの角 層雲峡 4/23
オオマシコ
2011年04月24日 くもり +7℃(15:10)

 冬鳥で、スズメよりやや大きめです。全体的に鮮やかな紅色です。  渡来数は年変動が大きいですが、基本的には少数です。鳴き声は「フィーフィー」と低い声です。  雪がいち早く溶け出す舗装道路には、いろいろな種子が吹き寄せられています。  車が「ビューン」と来ると木の枝に逃げますが、すぐさま戻ってまた食事です。  後ろ姿を追いながらしばらく粘りましたが、やはりこれが限界でした。

写真:オオマシコ 上川町 4/22
ミソサザイ
2011年04月26日 小雨 +9℃(13:20)

 留鳥で、野鳥の中では1、2を争うほど小さい鳥です。鳴き声は「ピピピツイツイツイ チュリリリリ」と早いテンポでよく響く声です。  木の根元や岩などの間で昆虫類を採食しており、姿を見つけるのは容易ではありません。  全体的に褐色で、黒い縞模様があります。小さい体からは想像がつかないほど大きな声です。

写真:ミソサザイ 層雲峡 4/26
モズ
2011年04月26日 小雨 +9℃(13:45)

 夏鳥で、スズメより二周り程度大きいです。平地から山地の農耕地、草原、湿原、河川敷などで普通に観察できます。  鳴き声は「ギュンギュン キチキチ」、とても「モノマネ名鳥」で求愛期は特に色々な鳥の鳴き声をします。  さほど大きな鳥ではありませんが、小鳥やネズミ、カエルやトカゲなどを食べますが、時には魚を食べるなど「小さな猛禽類」と呼ばれています。  獲物を小枝やトゲに刺して保存する習性「はやにえ」で知られています。

写真:モズ雄 層雲峡 4/26
たくさん産みました
2011年04月26日 くもり +9℃(14:20)

 この光景も春の風物詩の一つです。とは言っても、なかなかグロテスクな光景です・・・。  産卵期は雪解け後のため、場所によって若干の違いはありますが4月から5月といったところでしょう。  一匹で全て産むわけではなく、数匹で産んで上に重ねていきます。  産み付けられた卵は、孵化するとご存知の「オタマジャクシ」になりますが、成長したオタマジャクシは7月頃になると変態を始め、足・手がでてしっぽがなくなります。  最近はカエルもなかなか目にしなくなったかもしれません。生息地の減少や希少種の捕獲など要因はたくさんあることでしょう。  カエル達の「大合唱」がいつまでも聞かれるように、水辺の環境を大切にしなければなりません。

写真:エゾアカガエルの卵 層雲峡 4/26
ベニマシコ
2011年04月26日 くもり +9℃(15:15)

 夏鳥で、スズメより一周り大きいです。何といっても全身が鮮やかな紅色で特に目を引きます。  鳴き声は「チュルリチー」ととても澄んだ声で鳴きます。激しく警戒する鳥ではありませんが、声が近づくかに見えてもそのまま遠ざかってしまい、なかなか近寄れない鳥です。

写真:ベニマシコ雄 層雲峡 4/26
誰が・・・
2011年04月26日 くもり +9℃(16:20)

 誰がこの穴を開けたのでしょう・・・。近くに「アカゲラ」が数羽いましたので、おそらく・・・。  何もここまでしなくても、と思ってしまいますが、鳥達も色々な事情がありそうです・・・。  アカゲラは本来の樹木をせっせっとドラミング・・・ 使用しているのは「ムクドリ」でした。

写真:アカゲラが開けた建物の穴 上川町 4/26
アリスイ
2011年04月27日 くもり +13℃(11:50)

 夏鳥で、スズメよりもやや大きいです。この鳥は、そのようには見えませんが「キツツキ科」です。  主にアリを主食としており、長い舌を伸ばして地上や樹上で舐め取っています。  鳴き声は「クィクィクィクィ」と尻上がりの高い声で鳴きます。 他のキツツキ類は木の幹に対し縦に止まりますが、アリスイは横に張り付くように止まります。

写真:アリスイ 上川町 4/27
あっち行け!
2011年04月27日 小雨 +13℃(12:15)

 雄2匹が雌を争って、激しい争奪戦を繰り広げていました。とにかくどちらも譲らず、根気勝負です。  このカモは「シノリガモ」という名で、冬鳥として渡来します。夏の観察記録もあり、留鳥の見方もあります。  マガモよりやや小さく、鳴き声は「フィー」。潜水して甲殻類の水生生物を食べるほか、渓流の水生昆虫なども捕食します。  さて、雌をめぐる攻防はどちらに軍配が上がるでしょうか。しかし、雌はほぼ無関心のしぐさ・・・。何とも気になりました。

写真:シノリガモ 層雲峡 4/27
これも春の風物詩です
2011年04月27日 くもり +13℃(13:10)

 春がだんだん近づいてきています。本日はとても暖かくセンター前の気温は+13℃です。  そんな中、スズメ達の何とも「微笑ましい」光景を目にしました。山はまだまだ雪の中ですが、大雪山麓では植物や動物、鳥たちの夏に向けての準備が始まりました。

写真:スズメ 上川町 4/27
ホオジロ雌でした
2011年04月27日 くもり +13℃(13:35)

 先日、写真のような野鳥を撮影しましたが、ホオジロ科ということは判断がつきましたが、果たして正体は・・・。  専門家の方にも意見を頂戴し、結論はホオジロの雌であることがわかりました。  専門の方もセンター職員も、このような白い個体を見るのは初めてです。  野鳥の多い上川町や層雲峡、春先は旅鳥も含めて迷鳥やめずらしい鳥が通過します。

写真:ホオジロ雌 上川町 4/24
ドキッ
2011年04月28日 小雨 +5℃(9:20)

 林の中を散策中、樹上から「ガサガサ」と・・・。エゾリスがお食事に下りてきました。  周辺の地面には、真っ二つに割られた食事後のクルミが至る所に散乱しています。  その中から、まだ割れていないクルミを物色中「やっと見つけたっ」と手に取り、口に持っていこうとしたその時、上空からカラスとトビが勢いよくエゾリスめがけて急降下。  エゾリスは持っていたクルミをポトリと落とし、しばし警戒。心臓の音が「バクバク」と聞こえてきそうです。  カラスとトビは近くの木に止まり、エゾリスを観察中。しばらく時間が過ぎたあと、またクルミをくわえて一目散に笹薮に逃げ込んでいきました。 クルミを落とした時の顔は、何とも滑稽でしたが、やはり「クルミは持って行くんだあ〜」と感心もしました。

写真:エゾリス 上川町 4/27
雪が降りました
2011年04月29日 小雪 +2℃(9:30)

 早朝から雪が降りました。国道39号線は現在シャーベット状態ですが、気温も上がってきていますので、これからはとけてくると思われます。  但し、北見峠・浮島峠・三国峠・石北峠は現段階では夏タイヤ走行は注意が必要です。  GWも始まりましたが、お車でお越しの際は十分に情報を確認して下さい。  峡谷も所々雪に覆われました。折角キレイに咲いた福寿草も、雪の影響で閉じてしまっています。

写真:雪が被った福寿草 層雲峡 4/29