層雲峡ビジターセンター
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層雲峡紅葉谷
2012年06月01日 晴れ 18℃(15:30)

 層雲峡の散策スポット「紅葉谷」に新緑の季節が訪れました。  層雲峡峡谷全体も新緑となり、とても爽やかな風景です。  紅葉谷の森の中では、満開の「オオカメノキ」や蕾を沢山つけている「ムラサキヤシオ」と様々です。  これからは、「エゾノレイジンソウ」や「ミヤマハンショウヅル」など、新しい衣をまとった植物たちが次々と開花していきます。  散策路には真新しい案内看板が増設され、さらに散策のお手伝いをしてくれています。  この時期ならではの新緑の風景、散策する人々の心を癒してくれることと思われます。

写真:増設案内看板と新緑の紅葉谷散策路 6/1
ポン黒から
2012年06月02日 晴れ 18℃(15:50)

 ポン黒から、北鎮岳・凌雲岳、黒岳石室の様子です。  雪解けは進んではいるものの、北鎮岳分岐下は全面雪となっています。  雲の平もまだまだ雪が多い状態です。 但し、写真ではわかりづらいですが、黒岳石室は昨年と比較すると、随分と雪解けが進んでいます。  昨年は屋根が出ているのみでしたが、本日現在では建物の約半分が出ている状態でした。

写真:ポン黒から 6/2
黒岳山頂から
2012年06月02日 晴れ 18℃(16:10)

 黒岳山頂からの様子です。 上が本日のもので、下が昨年6/7の写真です。  大雪山連峰全体が雪解けが進んでいるという状況です。

写真:黒岳山頂から 6/2
黒岳の雪の状況
2012年06月02日 晴れ 18℃(16:20)

 昨年と比較して、全体的には雪解けが進んでいますが、黒岳の斜面はほぼ全面雪が残っています。  写真左が七合目の標柱で、約20cm出ている状況、真ん中は八合目の標柱、約50cm、右が九合目の標柱でベンチも含めて全て顔を出しています。  但し、九合目の標柱の部分はほんの一部のみの雪解けです。  この九合目付近と頂上直下の一部のみが露出しているだけで、あとは全て雪の中です。  特に、九合目から上部はまだ厚い雪が残っており、滑落の危険が高いです。  早朝はこの辺りは凍っていました。 ストックは必需品であることと、スニーカー程度の靴では登頂はかなりの危険を伴います。  また、濃霧時は迷いやすくなることも考慮され、装備を万全に安全な山行をお願いします。

写真:七・八・九合目 6/2
黒岳:お花の状況
2012年06月02日 晴れ 18℃(16:40)

 雪解けが進んでいますので、お花に期待していましたが、残念ながらやはりやや早い状態でした。  八合目周辺に「ショウジョウバカマ」、ポン黒周辺に「ミネズオウ」「ウラシマツツジ」「ガンコウラン」「コメバツガザクラ」などがようやく咲き始めといったところです。  今週は気温が高く推移するようですので、「一気に開花」なんていうことにならなければよいのですが・・・。

写真:ショウジョウバカマ、ミネズオウ 6/2
繁殖・巣立ち確認
2012年06月03日 晴れ 19℃(16:50)

 数少ない旅鳥「ジョウビタキ」の繁殖と巣立ちが確認できました。  昨年も飛来し、その姿も確認されていましたが、何と今年は繁殖しました。  4月後半に飛来し、5月下旬には雛に給餌をする姿も目撃されていました。  6月に入って、専門家の方による繁殖確認もされましたが、本日早朝に巣立ちも確認されました。  見ることすら容易ではない野鳥、繁殖までとは・・・。 何とか無事に育ってほしいものです。

写真:左-雄 中央-巣立雛 右-雌 6/3
黒岳の鳥たち
2012年06月07日 曇り 18℃(15:00)

 天候が不安定でしたが、黒岳に行ってまいりました。  景色はほぼ濃霧状態でしたが、貴重な野鳥を見ることができました。  この時期は、黒岳の野鳥達も活発な動きになっています。  写真の「ギンザンマシコ」「ホシガラス」「ノゴマ」が盛んに飛び交っていました。

写真:ギンザンマシコ ホシガラス ノゴマ 6/7
黒岳のお花の状況
2012年06月07日 曇り 18℃(15:10)

 開花したばかりのものが多いですが、2日の状況からさらに花数が増えてきました。  「エゾイワハタザオ」「ジンヨウキスミレ」「キバナシャクナゲ」「メアカンキンバイ」「ミヤマキンバイ」などが新たに開花です。

写真:コメバツガザクラ ウラシマツツジ 6/7
黒岳の雪の状況
2012年06月07日 曇り 18℃(15:10)

 2日の状況と比較すると、さらに雪解けが進んでいます。  が・・・まだまだ雪が多いです。 滑落や踏み抜きの危険や、本日のようにガスがかかると、この時期はたとえ黒岳でも迷いやすくなります。 ・七合目〜標柱は約1m露出 登山道は全面雪 ・八合目〜標柱は全て露出 登山道は全面雪 ・九合目〜標柱は全て露出 登山道は2日と比較すると、雪のない登山道を歩く部分が増えてきました。 但し、九合標柱から4m、3m、30m、70mと所々に雪渓が残っており、特に70m部分の頂上直下の雪渓は急斜面であることと、大変滑りやすくなっています。  装備を万全に安全な山行をお願いします。

写真:黒岳七合目から八合目へ 6/7
高原温泉へ 町道開通
2012年06月08日 曇りのち雨 15.5℃(15:00)

 町道・高原温泉線が本日開通しました。  高原温泉沼めぐりコースは、現在、ヒグマ情報センターが冬期閉鎖中のため、「通行禁止」となっております。夏道がほとんど出ておらず、非常に迷いやすいので、センターが再開するまで、コースへの立ち入りはご遠慮ください。ヒグマ情報センターは、6月21日オープン予定です。  緑岳への登山道も同じような状況ですので、ルートを熟知した方以外の入山は、控えたほうがいいでしょう。

写真:高原温泉沼めぐりコース入り口 6/7
ヒグマが・・・
2012年06月10日 小雨 20℃(16:30)

 国道を走行中に、前方の高い斜面に「真っ黒」な物体が・・・。  すぐさま「ヒグマ」と判断できました。 山の上部で、距離は相当離れていたため危険はありませんが、やはり「怖い」という思いがすぐでてきました。  アリの巣?でも掘り返していたのでしょうか? しきりに土をかいていました。

写真:ヒグマ 6/10
浮島湿原
2012年06月10日 小雨 20℃(16:50)

 浮島湿原の状況を確認してきました。 湿原周りは、チングルマやミツバオウレン、ヒメシャクナゲやムラサキヤシオが綺麗に咲いています。  チングルマはこれからまだまだ咲いてくると思われますが、今後は群落を形成する「タチギボウシ」や「トキソウ」「ヒツジグサ」などが開花します。  特に「タチギボウシ」と湿原の風景は見事です。 湿原に入るまでもエンレイソウやエゾイチゲ、ミヤマスミレやゴゼンタチバナ、ザゼンソウなど数々のお花を見ることができます。  湿原入り口までは約30分、湿原は一周約1時間と手頃な散策コースです。

写真:湿原風景(見づらいですが、周りにはチングルマやミツバオウレン) ヒメシャクナゲ ヤチツツジ(ホロムイツツジ) 6/10
まるまると太った・・・
2012年06月14日 晴れ 16℃(15:20)

 黒岳頂上から石室方面に下った「ポン黒」に、まるまると太った「ナキウサギ」がいました。  シマリス同様に、そろそろ活動が始まっています。 夏に向けて少し運動したほうがよさそうです・・・。

写真:ナキウサギ 黒岳 6/14
見事な雲海です
2012年06月14日 晴れ 16℃(15:30)

 黒岳に情報収集に行ってきましたが、早朝は濃い霧の中・・・。  天気予報では朝方は「晴れ」という予報を信じて、もくもくと歩くこと30分。  見事に視界が開け、少し厚めでしたが素晴らしい雲海が眼前に現れました。  場所は八合目付近でしたが、そこから頂上付近はとても良い天気でした。  やはり「登ってみないとわからない」ものです・・・。

写真:黒岳八合目からの雲海(正面はニセイカウシュッペ) 6/14
黒岳の雪の状況
2012年06月14日 晴れ 16℃(15:50)

 黒岳の登山道上の雪の状況です。 前回6/7情報時より、さらに雪解けが進んでいます。  場所によって差はありますが、七合目〜八合目などは昨年と比較して2週間程度融雪が早い状況です。 ・七合目〜八合目:所々雪のない登山道を歩きます が、雪は薄いもののほぼ全面雪の状態です。但し、2ヶ所程度の直登(約50m)を除いては、雪のある登山道上を歩きます。(滑落の心配もかなり軽減されています) ・九合目:九合目標柱約100m手前から頂上直下までは消雪しています。 ・頂上直下に2ヶ所の雪渓がありますが、その距離も短くなってきました。(ここは滑落の心配が大でしたが、七八合目同様かなり軽減されています) ・頂上から石室手前までは消雪しています。 ・尚、雲の平・お鉢平展望台前・北鎮岳分岐下には本日現在、例年と同様に雪渓が残っています。(雲の平は所々の雪渓。次週は北鎮岳分岐までの予定ですので、再度状況をお知らせします)  雪解けとともに、踏み抜き箇所も増えてきました。 装備を万全に安全な山行をお願いします。

写真:黒岳九合目付近 6/14
黒岳のお花の状況
2012年06月14日 晴れ 16℃(16:15)

 前回6/7情報時から、また新たなお花が開花しています。  新登場は「エゾイチゲ」「エゾノハクサンイチゲ」「エゾコザクラ」「ミヤマタネツケバナ」「イワウメ」などです。  特に、イワウメは蕾もまだたくさんありますので、これから群落を形成していきますが、本日現在でも十分に見ごたえのある風景でした。

写真:黒岳頂上周辺(奥は北鎮岳とお鉢平) 6/14
巣造り
2012年06月14日 晴れ 16℃(16:40)

 「シマリス」の巣造りが始まっていました。 小さな口に「枯れ葉」のようなものをたくさん詰め込んで巣穴に運んでいます。  しばらくその様子を見ていましたが、巣穴から出てくる時の顔がなんとも「かわいらしい」です。

写真:エゾシマリス 6/14
黒岳石室
2012年06月15日 快晴 17℃(10:50)

 黒岳石室の様子です。 建物自体は全て露出しています。  入り口前の雪も、近日中に消雪すると思われます。 今年は雪解けが早いため、今後の天候にも左右されますが、後半時期の水の確保が心配されます。  写真左は6/14、右は昨年6/11のものです。

写真:黒岳石室 6/14
赤岳コースの雪渓状況
2012年06月15日 快晴 19℃(16:10)

 昨日、道道銀泉台線が開通しました。  今年初めての銀泉台でしたが、登り始めの登山口や林道沿いからもうすでに雪がなく、この状態なら花の開花もずいぶんと早いのではないかと赤岳山頂まで登ってきましたが、開花している花は思っていた以上に少ない状態でした。    雪渓の解け具合は、昨年と比較して3週間ほど早い事もあり、大きな雪渓が残る登り口では、雪解け水が登山道からあふれている状況でした。雪面状態は第4雪渓で踏み抜きが多く、特に下りで滑り下りる時は注意が必要です。 雪渓状況 第1花園、第2花園、第3雪渓、第4雪渓の斜面は全面雪ですが、平らな部分の登山道沿いは、ほぼすべて解けていました。 開花状況 第4雪渓〜赤岳山頂 イワウメ○、ミヤマキンバイ○、コメバツガザクラ○、ウラシマツツジ○、ミネズオウ○、キバナシャクナゲ○、メアカンキンバイ↑

写真:小泉平から見たトムラウシ山とミヤマキンバイ 6/15
ピンクのショウジョウバカマ
2012年06月16日 曇り 18℃(15:50)

 愛山渓温泉・雲井ヶ原湿原にて、今年も「ピンクのショウジョウバカマ」が開花しています。  赤があったり、写真のピンクがあったりと中々楽しませてくれます。  湿原にひときわ映える色彩です。

写真:ショウジョウバカマ 雲井ヶ原湿原 6/16
羽化しました
2012年06月16日 曇り 18℃(16:20)

 「エゾシロチョウ」の羽化に出会いました。 蛹の周りには、羽化したてのものや、時間が経過して飛び回っているものなどさまざまです。  蛹を狙ってか?アリもしきりに寄ってきています。 無事に羽化して欲しいものです。

写真:エゾシロチョウの羽化 6/16
環水平アーク
2012年06月17日 雨 16℃(11:30)

 写真は6月13日に高根ヶ原の三笠新道分岐で撮影されたものです。    「環水平アーク」と呼ばれる現象で、巻層雲のように氷の粒でできた雲に太陽光が屈曲して、太陽と地平線とのあいだに見える”水平虹”です。    日本国内では年に数十回観測されるそうですが、見られる期間は夏至をはさんだ半年間、時刻も南中前後の太陽高度の高い時間帯に限られるようです。

写真:高根ヶ原・三笠新道分岐 6/13
オオアカゲラの繁殖
2012年06月18日 曇り 13℃(11:20)

 オオアカゲラの給餌風景です。 巣穴から顔を出しているのは成長著しい雛です。  随分と大きくなり、給餌も回数が増え大変な様子です。  春先に偶然にも交尾を目撃していましたが、間もなく巣立ちとなりそうです。  アカゲラなどのキツツキ類の中でも、10m以上の高い場所に巣穴を掘るため、給餌の風景を目撃できるのは中々難しいです。  セミや幼虫類を運んでいましたが、無事に巣立ちができるように願っています。

写真:オオアカゲラ 6/17
スター登場
2012年06月18日 晴れ 17℃(14:30)

 ことしは雪解けが早いなぁと思いつつ緑岳の山頂付近を歩いていると、アッ、有りました。咲き始めたホソバウルップソウ。下のほうから咲き上がり、もう半分以上開花した株もありました。    イワウメやミヤマキンバイなども徐々に咲きそろってきているのですが、スターの登場で、一気にシーズン開幕の気分です。    とはいえ、山腹の第一・第二花畑からエイコノ沢にかけては、登山道がほとんど雪の下に埋まっており、ルートを熟知していないと迷いやすい状況です。熟達者の同行を強くお勧めいたします。また、エイコノ沢ガレ場付近にはシュルンドが出来ており、踏み抜きにはじゅうぶん注意してください。

写真:緑岳山頂付近 6/18
エゾライチョウ 雛
2012年06月20日 雨(強風) 12℃(12:10)

 「エゾライチョウ」の雛に出会いました。 孵化後まもない雛は全体的に黄色ですが、写真の雛はやや茶色のため、少し成長した雛のようです。  雛は生まれて間もなく歩き出し、数日後には短距離を飛ぶようになります。  林道上を雌親と歩いていましたが、歩いては飛んでを繰返していました。  無事に育ってくれるとよいのですが・・・。 林道付近は天敵がいっぱいです。

写真:雛(左)・この日は雄親もいました(右) 6/19
仔ジカが・・・
2012年06月20日 雨(強風) 12℃(12:40)

 雌鹿2頭と仔ジカがいました。が・・・。 当然のことながら?慌てて逃げ出しました・・・。  仔ジカはその場にとどまり、こちらと「にらめっこ」です。  安心して見ていた矢先に、いきなり突進してきました。  身(車)の危険を感じ、クラクションをならすと突然止まりましたが、路面が濡れていたため足を滑らせながら草むらに入り込みました。  向こうも危険を感じ、襲ってきたのでしょうか??? たとえ仔ジカ、たとえ車の中でもかなりの恐怖感でした。  春先に立派な角を持った雄鹿が、国道で軽自動車めがけて突進してきたという話しを聞きました。  かろうじてハンドルを切ったようですが、サイドミラーが壊れ落ち、車体は角でできた傷がかなり深かったようです。(修理代は相当なものだったとか・・・)  運転される方は十分気をつけてください。 襲ってこないという認識でしたが、どうやら考えを変えなければいけないようです・・・。

写真:突進する仔ジカ 6/20
コチドリの卵
2012年06月20日 雨(強風) 12℃(13:00)

 偶然にも「コチドリの卵」を見つけました。  河原や裸地の窪みに営巣しますが、こんな所に卵を生んでしまって大丈夫なのでしょうか?  もちろん踏まれてしまう危険もありますが、明らかに色々な天敵に持っていかれそうです・・・。  果たして無事に孵ってくれるのでしょうか? そして育っていけるのでしょうか?  親鳥にきずかれないよう、そっとその場を離れました。

写真:コチドリの卵(卵は望遠撮影) 6/19
エゾオコジョがいました
2012年06月20日 雨(強風) 12℃(13:50)

 今シーズン初登場です。 エゾオコジョがいました。  顔のわりには中々の「きかん坊」ですが、写真のオコジョはやや小さめ、体もほっそりと優しい感じです。  ですが・・・。 こちらに他意はなくても、やはりそこはきかん坊、威嚇をされました・・・。

写真:エゾオコジョ 緑岳エイコの沢ガレ場付近 6/18
お知らせ
2012年06月20日 雨(強風) 12℃(14:20)

 黒岳ニ合目付近で「倒木」がありました。 よって、一合目〜五合目間の登山道は当分の間通行禁止となります。(あまり使われる方はいませんが・・・)  ☆五合目まではロープウェイを使用して下さい。☆ (黒岳七合目〜黒岳頂上までの登山道は問題ありません) 詳細は、森林管理署ホームページをご覧下さい。 (ビジターセンターホームページのトップ画面の左側にリンクを貼ってあります)  台風の影響でここ層雲峡も荒れた天候となっております。  数日間続くようですので、この間は情報収集を控えることとなります。  天候が回復しましたらアップ致しますので、暫くの間お待ちください。

写真:先日アップしました「オオアカゲラの繁殖」、6/19無事に巣立ちとなりました。 6/19
高原温泉
2012年06月21日 曇り 13℃(12:00)

 高原温泉・ヒグマ情報センターがオープン致しました。  同時に沼めぐりも可能となりますが、雪解けが進んではいるものの、緑沼上部より残雪が多く、コースがわかりずらくなっています。  視界不良時は十分注意が必要です。 また、滑落の危険や踏み抜きにも十分留意されてください。

写真:ヤンベ分岐付近のミズバショウ
群落になっています
2012年06月22日 小雨 14℃(15:00)

 層雲峡の散策名所・紅葉谷散策路で「エゾノレイジンソウ」が群落を形成しています。  背丈が1mにもなるため、一部で散策路を若干塞いでいますが、散策時の目を楽しませてくれます。  花は「トリカブト」に似ていますが、あの毒々しい紫とは違い(紫も綺麗ですが・・・)、クリーム色の優しいお花です。

写真:エゾノレイジンソウ 紅葉谷 6/22
山情報 銀泉台〜小泉平 その1
2012年06月24日 霧雨 17℃(14:30)

 館内機器の不具合により、PDF版山情報の更新が出来ないため、この欄でのご報告になります。    ここのところ気温が低い日が続いたためか、雪解けはあまり進んでいない印象でした。登山口から第一花園斜面のトラバースにかかる手前まではほぼ夏道が露出しています。    トラバース斜面はほぼ全面が雪に覆われており、滑落に注意して歩いてください。見晴台から第二花園下までは融雪水により泥濘化している箇所があります。第二花園・奥の平はすべて雪の斜面です。

写真:銀泉台第一花園斜面の全景 6/24
山情報 銀泉台〜小泉平 その2
2012年06月24日 霧雨 17℃(14:30)

 コマクサ平ではイワウメ・メアカンキンバイが咲きそろってきていますが、コマクサは数輪が蕾をつけているだけで、開花はもう少し先のようです。    第三雪渓は中間部で若干夏道が露出していますが、大部分は雪の上を歩きます。雪渓から夏道に移る際に、間違った踏みあとに入り込まぬよう気をつけてください。第四雪渓は全面雪上歩行になります。  赤岳山頂付近は、イワウメ・ミネズオウが咲きそろってきていますが、タカネスミレは咲き始めたばかりです。

写真:コマクサ平 6/24
山情報 銀泉台〜小泉平 その3
2012年06月24日 霧雨 17℃(14:30)

 赤岳から小泉岳にかけてはイワウメやホソバウルップソウが咲きそろってきています。    小泉平では、エゾオヤマノエンドウがほぼ満開、ホソバウルップソウ・イワウメ・ミヤマキンバイ・ハクサンイチゲが咲きそろってきていますが、キバナシャクナゲは見頃を過ぎてきました。チシマアマナも少数ありますが、見頃を過ぎています。    チョウノスケソウは、咲きかけの株や蕾がふくらんできた株がいくつかありますので、晴れて気温が上がると咲き始めそうです。しばらくは目が離せない状況です。

写真:小泉平 6/24
ビジターセンター行事
2012年06月24日 晴れ 19℃(15:30)

 ビジターセンター講座「層雲峡・パノラマ台」が行われました。  パノラマ台は、柱状節理の断崖を望む温泉街北側に位置する展望台で、ここからは層雲峡越しに黒岳、凌雲岳、北鎮岳など表大雪山の大展望が臨め、また植物帯の移り変わり(垂直分布)もわかりやすく見ることもできます。  片道約2kのコースですが、展望台はかなり狭く風の強いときなどは要注意です。

写真:温泉街からパノラマ台(左:わかりずらいですが赤丸と文字を入れてあります) パノラマ台展望台(右)
黒岳 雪の状況
2012年06月25日 晴れ 22℃(17:00)

 黒岳の雪の状況をお知らせします。 前回は14日の状況確認でしたが、雪解けは進んでいるものの、まだ残雪があります。  数字は概算ですが、 ・登り始め7m ・七合目付近10、4、4、3、25m ・八合目付近12、22m ・九合目付近4、10m と、所々に残雪があります。  滑落の心配はほぼなくなっていますが、雪解けによる踏み抜きや、特に下りはまだ注意が必要です。  装備を万全に安全な山行をお願いします。  尚、お花の状況は九合目周辺から「エゾノハクサンイチゲ」や「ハクサンチドリ」「ミヤマキンポウゲ」等々が開花してきており、そろそろ夏山らしくなってきました。

写真:右から七合目周辺・八合目周辺・九合目(頂上直下)周辺 6/25
赤石川方面
2012年06月26日 快晴 19℃(8:40)

 赤石川方面の状況です。 石室から赤石川までは、ほぼ全面雪の中です。  赤石川は登山道より少し上流の雪渓が落ち、川がやや見えている状態ですが、まだ雪の上を歩くことができます。  今週は気温が上昇する予報です。 雪はまだ厚いものですが、慎重に渡って下さい。  尚、悪天候時は十分に注意されて下さい。 近日中に、パトロールの方が「紅ガラ」をまいてルート周知をする予定です。

写真:赤石川 6/25
雲の平
2012年06月26日 快晴 19℃(9:00)

 雲の平からお鉢平展望台前までは消雪しています。 但し、雪解けの場所の一部は写真の通り水の中を歩くところもあります。  近日中には水ははけてなくなると思われますが、登山道以外の場所は歩かないようお願いします。  お花の状況は、雪解け間もないということもありこれからといったところです。  但し、場所によっては「エゾツガザクラ」や「キバナシャクナゲ」が群落を形成しつつあります。  お鉢平展望台前には約50m程度の雪渓(急斜面ではありません)、北鎮岳分岐下には約200m程度の雪渓があります。  特に、北鎮岳分岐下の雪渓は天候状態によっては雪面が凍りつく場合もあります。  装備を万全に安全な山行をお願いします。

写真:雲の平 6/25
ルリビタキ
2012年06月26日 快晴 19℃(9:40)

 黒岳登山のお楽しみの一つ、野鳥観察・・・。 ノゴマやギンザンマシコに目がいってしまいそうですが、まだまだたくさんの野鳥がいます。  ホシガラスやカヤクグリ、ビンズイにカッコウ等々・・・。  そして、写真の「ルリビタキ」。 スズメと同程度の大きさで、主に山地の針葉樹林・ダケカンバ林・ハイマツ帯に生息する夏鳥です。  高山植物観賞も登山の魅力ですが、たくさんの野鳥が生息する黒岳。野鳥観察もオススメです。

写真:ルリビタキ 黒岳 6/25
太陽柱
2012年06月27日 快晴 23℃(16:00)

 日没の7時頃、太陽柱が現れました。 大気光学現象の一種のようですが、実に美しい光景でした。  珍しい現象ですが、太陽柱は大気や雲の中の氷の結晶に、日の出や日没時の高度の低い太陽の光が反射し、柱のように伸びる現象です。

写真:太陽柱(サンピラー) 上川町 6/26
仔ギツネ参上
2012年06月27日 快晴 23℃(16:10)

 センター裏に仔ギツネが来ました。 まだまだ小さな体ですが、母親から離れて何やら餌探しです。  怖いもの知らずのようで、最初の内は近くまで寄ってきていましたが、そこは野生のキツネ・・・。  物音をたてると、一目散に逃げていきました。 母親の姿がまったく見えませんでしたが、無事にねぐらに帰ってくれるとよいのですが。

写真:仔ギツネ 6/27
ニセイカウシペ
2012年06月28日 晴れ 22℃(10:00)

 ニセイカウシペ山もだいぶ雪解けが進んできました。林道は問題なく走行可能です。    登山道は、見晴台から大槍のトラバース斜面へ向かう途中に二カ所雪渓が残っています。慎重に通過してください。大槍付近では、エゾノハクサンイチゲやチングルマが咲いてきています。

写真:ニセイカウシペ山 6/27
お知らせ
2012年06月28日 晴れ 24℃(16:00)

 いつもビジターセンターホームページをご覧いただきまして大変ありがとうございます。  周辺機器の不具合によりまして、以下の項目が更新できない状態にあります。  ・大雪山山情報  ・定点観測  ご覧いただいていますブログ形式の情報は更新可能状態にありますので、当面このブログのみの更新となります。  大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了承くださいませ。  さらに新鮮な情報や、自然の魅力を発信していきますので、どうぞ今後とも宜しくお願い申し上げます。  尚、登山シーズンに入っていますが、ご不明な点やお気づきの点がございましたら、どうぞお気軽にお問合せくださいませ。 【TEL 01658-9-4400】 層雲峡ビジターセンター 6/28

赤岳コースの雪渓と開花状況
2012年06月29日 快晴 19℃(16:00)

 本日も早朝から快晴で、どこまで気温が上がるのか少し不安でしたが、山頂周辺からは雲がちょうどいい具合に太陽を覆ってくれたので、花の写真も何とか撮る事ができました。  赤岳コースは雪解けが早いとはいえ、まだ多くの残雪が登山道沿いに残っており、本格的な花のシーズンとはいえませんが、コマクサ平のコマクサなどは少しずつではありますが咲き始めてきました。  なかでも赤岳山頂から小泉岳間がもっとも良く、ホソバウルップソウ、チョウノスケソウ、タカネスミレ、ミヤマキンバイなどが登山道沿いから広がるように咲いており、見頃は来週まで続きそうです。 【雪渓情報】 (第1花園)ほぼ全面雪で踏み痕は残っておらず、雪面は意外と硬い。 (第2花園)全面雪 (第3雪渓)中間から下部にかけて約100mの雪渓が残る。 (第4雪渓)中間部に約100mの雪渓が残る。

写真:赤岳山頂周辺に咲く高山植物群落 6/29
チョウノスケソウ見頃に
2012年06月29日 晴れのち曇り 19℃(16:00)

 小泉平から板垣分岐にかけてのチョウノスケソウが見頃になってきました。お天気がよければ明日からの週末が良さそうです。    高原温泉から緑岳経由で行くばあいは、第一花畑からエイコノ沢ガレ場にかけては、一部を除いてほとんどが雪原の上を歩くことになりますので,視界不良時には注意が必要です。

写真:板垣分岐周辺 6/29