層雲峡ビジターセンター
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数が少ないです
2013年05月01日 晴 +4℃(14:40)

 写真一枚目は「シロハラ」、二枚目は「クロツグミ」、三枚目は「ハシビロガモ」。  どの鳥も渡来数が少なく、中々見る機会がありません。  特に「クロツグミ」は、とにかく素早くなかなか写真に収まってくれません・・・。  こういった珍しい野鳥が見られるのも、この時期の特徴ですが、野鳥観察のおもしろさの一つでもあります。

写真:シロハラ(雄)、クロツグミ(雄)、ハシビロガモ(前方が雄) 5/1
カモの舞
2013年05月01日 晴 +4℃(14:40)

 いつも「カモ観察」に行く石狩川。 本日はいつも通り早朝は手が「かじかむ」ほどの寒さでしたが、カモの数は今期一番の多さでした。  いつもは何気なく見ている「コガモ」・・・。 大群となって川を泳いでいる様子も迫力がありますが、写真のように一斉に飛び立つ瞬間などは、特に美しさを感じます。

写真:コガモ 5/1
カワウ
2013年05月01日 晴 +4℃(14:50)

 ここ数年は毎年渡来しています。昨年は「ウミウ」もやってきて、さながら春の珍事・・・。  今年はまだ渡来していませんが、なんと毎年ここ内陸部にも来ています。  「ユリカモメ」も続けて渡来していますが、今年のこの天候・・・珍事もなさそうです。

写真:カワウ 5/1
5月に霜柱・・・
2013年05月02日 雪 0℃(17:00)

 5月に入っても中々暖かくならない層雲峡。 今朝はなんと霜柱まで出現しました。  霜柱は地中の水が凍ってできるものですが、ニョキニョキと地表面にでていました。  5月に霜柱が見られるとは・・・。 今年ほど春が恋しい年も中々ないことです。

写真:霜柱 上川町 5/2
愛鳥週間
2013年05月03日 雪 -2℃(12:00)

 今朝の層雲峡はセンター前温度計で−7℃・・・。 少し穏やかになってきましたが、朝は吹雪いていました。  そんな寒さも予報によるとあと数日で終わり! ようやく春がやってきそうです。  さて、今月の10日から16日までは、愛鳥週間です。 単に鳥だけではなく、鳥にとって棲みよい環境、鳥をとりまく生態系も含め、自然保護の大切さを実感していきたいものです。  写真は「アオジ」。 しかし、早朝から雪・・・。  これでは朝ごはんにもありつけません・・・。 5月に雪・・・北海道では比較的、春夏秋冬がはっきりとしていますが、ここ数年天候が不安定です。  もうひと月もすると登山シーズンの幕開けですが、6月以降の残雪、7月以降のお花、9月以降の紅葉、今年は一体どんな年になるかと今から心配です。

写真:雪が被った枝に止まるアオジ 5/3
夏鳥が続々と〜part4
2013年05月04日 小雪 +2℃(13:50)

 昨日からの降雪が14cmと、そして吹雪・・・。 しかし、現在は落ち着きを取り戻し、ようやく雪は「終わり」を向えそうな天気になりつつあります。  そのような中、野鳥達は元気に飛びまわっています。春が近いことをわかっているかのようです。  写真は「ルリビタキ」と「カヤクグリ」。 カヤクグリは、標高の高い高山帯に生息していますが、冬季には低い山や沢にある藪地などの場所へ移動するのです。  場所は層雲峡の散策名所「紅葉谷」で撮影したものですが、普段中々見られない鳥に出会うことができるのも、野鳥観察の楽しみの一つでもあります。

写真:ルリビタキ(雄)、カヤクグリ(雌雄同色) 5/4
まだいました
2013年05月05日 曇 +3℃(14:30)

 大半は冬鳥として渡来し、ここ層雲峡でもその姿を目撃することは減っていきますが、今年はまだ留まっているようです。  この日は、カモ2羽を「追っかけ」まわしていました。勿論、この「オジロワシ」の早さも相当なものですが、カモも上下に飛行したり急旋回をしたりと、オジロワシを手玉にとっていました。

写真:オジロワシ 5/5
リベンジ
2013年05月06日 曇 +3℃(11:20)

 前回は、あともう少しのところで転倒して気付かれてしまい、とうとう頭を少し出したところで「引っ込んで」しまいましたが、今回はリベンジに成功しました。  が・・・、本日も寒い・・・。 手が凍るようです。  あまりの寒さに数枚撮影して退散しました。 案の定、数分後には雪が降ってきました。  しかし、モモンガは元気です。 雪の中を「滑空」しながら森の中に消えていきました。

写真:エゾモモンガ 5/6
峡谷に雪が被り綺麗でした
2013年05月06日 曇 +3℃(12:00)

 今年のGWは雪・雪・雪の連続でした。 GWに雪が降ることはあまり珍しくはないのですが、今年のように連日の降雪は、気象庁が観測を始めてから1994年と2005年の2回のみ・・・。  5日には減雪方向に向かっていた黒岳七合目で、何と25cmもの降雪がありましたが(4/12 400cm → 4/30 370cm → 5/5 395cm)、過去に遡っても記録にないほどです・・・。  そのような中、今朝は小雪が舞う程度でしたが峡谷上は雪が被りとても綺麗な風景となっていました。  もう雪はうんざりといったところですが、こういった光景は大歓迎です。  週間天気では、ようやく雪マークが消えました。 そろそろ暖かくなるようですが、本当に期待しています。

写真:層雲峡峡谷 映月峰 5/6
ピンクの大雪山
2013年05月08日 晴 +5℃(10:40)

 ピンク色に綺麗に染まった山々・・・。 この日の夕日は、中々見ごたえがありました。  山はまだまだたくさんの雪があることが遠くからでもわかりますが、今週の予報では気温も上昇してくるようですので、雪解けに期待したいところです。

写真:大雪山連峰一部と愛別岳 5/6
野鳥達が繁殖期を迎えています
2013年05月09日 曇 +10℃(10:10)

 ようやくここ層雲峡でも気温が二桁となりました。 周りはまだたくさんの雪がありますので、春を感じるには少々違和感がありますが・・・。  そのような中、たくさんの野鳥達が繁殖期を迎えています。  雄・雌同士で仲良く食事をしたり、追いかけっこをしたりと、野鳥を見ているほうが春を感じれるようです。  まだ、木の芽や草、笹などが茂っていませんので野鳥観察には十分な環境です。  皆さんも春を感じに、野や山(山はまだ早いですね・・・)、近くの公園に出向いてみてはいかがでしょう。  自然を満喫するには良い季節となってきています。

写真:ウソ(上段雄・下段雌) 5/8
エゾエンゴサクが開花しました
2013年05月09日 曇 +10℃(10:20)

 ようやく開花しました。 しかし、まだまだほんの少しです・・・。  昨年は4/22の開花でしたので、半月以上も遅れたことになります。  本日は気温が上昇する予報となっていますので、 一斉に開花しそうです。  しかし、ここ層雲峡では今年の桜はいつ開花するのでしょうか?  黒岳五合目名物の「チシマザクラ」、こちらはもっと開花が遅れそうですが、今年は特に待ち遠しいです。

写真:エゾエンゴサク 上川町 5/8
毛変わり
2013年05月11日 曇 +7℃(10:20)

 キタキツネが少しずつですが「毛変わり」時期を迎えているようです。  春と冬の前に年2回の毛変わり、冬はフサフサでかわいらしい姿になりますが、反面、これからはやせ細ったキツネの姿になります。  こういった光景も春を感じる指標です。

写真:キタキツネ 5/10
花数も増えてきました
2013年05月11日 曇 +7℃(10:35)

 「福寿草」と「エゾノリュウキンカ」。 気温の上昇とともに、花数も増えています。  しかし、まだまだ残雪があるため一斉にとはいかないようです。  「ミズバショウ」も所によっては見頃に近くなっていますが、こちらはもう少し時間がかかりそうです。

写真:福寿草・エゾノリュウキンカ 5/10
痛ましい光景でした・・・
2013年05月11日 曇 +7℃(11:00)

 写真は「エゾユキウサギ」の仔・・・。 残念ながら息絶えています・・・。  エゾユキウサギの繁殖期は2月下旬から7月頃で、出産期は4月から8月頃、出産数はバラツキがありますが通常は2〜4頭出産します。  1頭のみの出産という場合もあるようですが、このウサギは一体何頭の家族だったのでしょうか?  エゾユキウサギは食物連鎖の底辺にあり、個体数も減少しています。  天敵は、猛禽類やキタキツネなどなど・・・。 外傷は見当たりませんでしたので、死因は推測の域を出ません。  母ウサギは、仔ウサギから離れて行動し、授乳の時だけ仔のもとにやってきます。その間の出来事だったのでしょうか?  母ウサギと他の仔ウサギが気になります・・・。

写真:エゾユキウサギ(仔) 5/10
絶景です!
2013年05月11日 曇 +8℃(11:30)

 大雪山麓で「大雪山連峰」を見るといえば、ここ「大雪高原旭ヶ丘」です。   (*ブログ担当者のイチオシです*)  北大雪の「ニセイカウシュッペ山」も同時に見られ、そのロケーションは雄大で素晴らしい光景です。  「これぞ北海道」という風景が眼前に拡がり、いつまでも見ていたいポイントです。  4/27からは、ガーデンレストラン「フラテッロ・デイ・ミクニ」がプレオープンしており、宿泊施設も6月に開業予定、さらには「大雪 森のガーデン」が7/7から一部オープンもする予定です。  景観も素晴らしいですが、お食事をしたり、宿泊をして、夜には「天体ファン」もたくさん来られる「星座観察」もおすすめです。 (*ここで見る星の数々は他では中々見られません*)  ・・・少々宣伝のようになってしまいましたが、それほど一見の価値があるのです。  是非、一度体感してみてはいかがでしょうか? 詳細は「上川町ホームページ」をご覧下さい。  場所は、高速[上川 層雲峡」ICを降りて右に曲がると看板が出てきます。

写真:大雪山連峰と間近で見る愛別岳(下にエゾシカ) 5/10
今年もやってきました
2013年05月11日 曇 +8℃(12:20)

 昨年の確認は5/30、一昨年は5/15、そして今年は5/10、年によってバラツキはありますが、やってきてくれました。  あの独特な「キーッ キーッ」という鳴き声。 この声を聞くと、何か安心してしまうのと、やはり春を強く感じさせてくれます。  まだ「つがい」の形成の気配はなさそうでしたが、はやくよい伴侶を見つけて、繁殖してもらいたいです。

写真:チゴハヤブサ 5/10
いつみても美しいです
2013年05月14日 雨 +10℃(14:00)

 オオルリもやってきました。 相変わらず綺麗な野鳥です。  鳴き声もよく通る美しい声です。 お馴染みの「ウグイス」「コマドリ」とあわせて、日本三大鳴鳥と言われるくらいです。  主に沢沿いの森林に生息していますが、この日は普通に近くの公園にいました。  繁殖が終わると見る機会が減ってしまいます・・・。

写真:オオルリ雄 5/14
見頃に近づいてきました
2013年05月14日 雨 +10℃(14:20)

 花数もどんどんと増えてきました。 が、今年の雪解けの遅さから、写真のミズバショウも含めて満開の状態にはいまだなっていません・・・。  ここ層雲峡から旭川方面に向って、約10分程行くと「水芭蕉園」がありますが、全体的には咲いてはきているものの周りはまだまだたくさんの雪・・・。  今でも十分観賞できますが、もう一息といったところでしょうか・・・。  そして、桜・・・。 気配すら感じません・・・。現在も+10℃の気温ですが、雨が降っていることもあり、吐く息は真っ白で寒いです・・・。

写真:ミズバショウと開花前のエゾノリュウキンカ 5/14
落角か?
2013年05月15日 雨 +10℃(9:50)

 林の中を散策中、エゾシカ雄の立派な角が落ちていました。  エゾシカの角は、5才ほどでしっかりとした角を持ちますが、毎年春先には角が落ち、また新しい角が生えてきます。  生え始めた角は、秋頃に成長を終えますが、抜け落ちるのは成長の過程でホルモン量の変化が関係しているようです。  いずれにしても、3ヶ月ほどで完全な状態になりますが、なんと1ヶ月〜2ヶ月の間に50cm以上も伸びるようです。  さて、写真の角ははたして落角でしょうか? 近くには、エゾシカと思われる毛が散乱しており、一部鹿骨もありましたので、雪の影響や転落等で息絶えたものなのかもしれません・・・。

写真:エゾシカ角 5/15
オオルリに続いて
2013年05月15日 雨 +10℃(15:00)

 ここ層雲峡では、早朝から雨・・・。 しかし、野鳥達は元気に飛びまわっています。  本日は、オオルリに続いて「コルリ」もやってきました。  やはり、森の中では青や赤、黄などの色の濃い野鳥に出会うと、気持ちが高ぶります。

写真:コルリ雄 5/15
ノスリ
2013年05月16日 晴 +10℃(13:10)

 ワシタカ科の「ノスリ」。 中々見かけません・・・。  が、「トビ」に次いで普通に見られる猛禽類と言われているのですが・・・。  主に、森林に生息していますが、農耕地や海岸、高山帯にまでも出現しているようです。  大きさはカラス並みで、鳴き声はトビにやや似ていて「ピーエー」などと鳴きます。  低空飛翔をよく行い、ネズミやカエル、昆虫類などを捕食します。

写真:ノスリ 5/16
オオタカがいました
2013年05月16日 晴 +10℃(13:40)

 オオタカに出会いましたが、何やら獲物を狙っている様子。  こちらの気配もお構いなしで、獲物を見つけてまっしぐらです。  そのスピードたるや、時速にすると水平飛行で80km、獲物捕獲時の急降下で時速130kmにも達するようです。  とにかく速い!後を追ってみましたが、見つかるわけがありませんでした・・・。  主に小型の鳥類を捕食するほか、エゾリスやエゾユキウサギなども捕らえることがあります。  大きさは全長約50cm、翼を拡げると100cm以上にもなります。

写真:オオタカ 5/16
微妙に・・・咲いていました
2013年05月16日 晴 +10℃(14:10)

 辺りを見回しましたが、この一つのみ・・・。 しかも、微妙な咲き方・・・。  今日からぐんぐんと気温が上がる予報。 一斉に開花ということもありそうです。  昨年の開花は5/1、半月遅れの微妙な開花となりました。

写真:カタクリ 5/16
紅葉谷
2013年05月16日 晴 +10℃(14:20)

 層雲峡散策名所「紅葉谷」。 予想通り残雪が多いです。  場所によっては踏み抜きや、まだまだ滑落の危険も伴いそうです。  また、枝も垂れていたり、折れていたりとコースをさえぎっている箇所もあります。  これからは気温も上昇する予報となっていますので、もうしばらく様子を見たほうがよさそうです。

写真:紅葉谷 クマゲラ採餌木付近 5/16
ほとんど観察の機会がありません
2013年05月17日 曇 +14℃(16:20)

 写真は「コクマルガラス」という、全長約30cmの最小種のカラスです。  迷鳥もしくは稀な旅鳥とされ、生息状況は農耕地などとなっています。。  道内での観察例もわずかですが、何故こんな内陸部までやってきたのでしょうか?  5月号のセンターだよりの表紙としましたので、詳細は5月下旬発行のものをご覧いただければと思います。

写真:コクマルガラス(雌雄同色) 5/14
エゾムラサキツツジ開花
2013年05月18日 曇 +13℃(14:40)

 大雪山麓上川町で「エゾムラサキツツジ」が開花しました。  昨年の開花は4月30日、半月以上も遅れての開花となりました。  尚、コブシも咲きましたが、こちらも半月以上遅れています。  どこかで帳尻が合うのでしょうか・・・?

写真:エゾムラサキツツジ 5/18
大雪山麓から
2013年05月18日 曇 +13℃(15:00)

 大雪山麓から大雪山連峰(一部)です。 撮影場所、天候等が違うため一概に比較できませんが・・・。  写真上段は本日撮影したもの(撮影場所:上川町エスポワールの鐘展望台付近)、下段は昨年5月20日に撮影したものです(撮影場所:上川町大雪高原旭ヶ丘)。  どうでしょう・・・? 昨年に近付きつつありますが、やはりまだ今年の方が残雪が多いことがわかります。  来月早々には山に入る予定をしていますが、黒岳の斜面はまだ全面雪・・・。  どこまで行くか、残雪と相談になりそうです。

写真:大雪山連峰一部 5/18
春の風物詩
2013年05月21日 晴 +10℃(9:40)

 野鳥やお花、植物達も続々と顔を出してきていますが、朝晩はまだまだ「寒い」日が続いています。  早朝センター前の最低気温は+2℃、今月に入って本日も含めると、まだ5回目のプラス気温です。ということは、他の日の最低気温は全てマイナスなのです・・・。  桜もまだ気配がないです・・・。 桜の花びらの色の具合で、今年の寒さの頻度がわかるとか・・・。(濃い色が良いそうです)  そんな中「つくし」がたくさん出ていました。 殆ど胞子を散布した後のものでしたが、地面からはまだたくさんのつくしが出てきていました。  つくしは成長後に、その形状とまったく違う外見の栄養茎を伸ばします。(詳細は別の機会にでも・・・)  しかし、今朝も中々の寒さでしたが、つくしを見ても春を感じないくらいです・・・。

写真:つくし 5/21
稀に見られます
2013年05月21日 晴 +10℃(10:00)

 写真は「メジロ」。 北海道でも、場所によっては普通に観察できますが、ここ道北地域では稀に見られる程度なのです。  眼の周りのアイリングは白くて特によく目立ち、我々の地域では、この鳥を見つけると気分が高揚する程です。  上川町で撮影したものですが、何と昨年は層雲峡でも観察することができました。  今年は、見慣れない野鳥がたくさんやってきたり、数は少ないですが毎年見られる野鳥も大群となってやってきたり・・・。  様々な事情で、珍しい現象ではないようですが、特に今年は強く感じています。  鳥たちにも何か変化が起きているのでしょうか? 愛鳥週間も過ぎてしまいましたが(野鳥の記事を多めにアップしていましたが、もう少しお付き合い下さい。)、鳥たちが毎年やってきてくれる環境も大事にしていかなければなりません。

写真:メジロ 5/21
センター講座が行われました
2013年05月22日 小雨 +14℃(10:40)

 12日に「大雪山麓を歩く 九十九沢源流域」、19日に「陸万・清川 春のバードウォッチング」が行われました。  九十九沢は全長約2kmで、黒岳七合目の標高1600mが源流域となっており、今回はその場所に至るまで、ナキウサギの生息地等を歩きながら、黒岳周辺の生物多様性について学ぶ講座でした。  この源流域付近から見る黒岳は、この時期ならではの、冬期間のみしか行くことができない、そして、普段見られない角度での黒岳を真正面に見ることができるスポットです。  また、野鳥観察では「コルリ」や「オオルリ」「アカハラ」や「ミソサザイ」など多くの野鳥の観察が行われました。  この講座は「鳥類標識員」の方が同行し、普段の観察方法とは違った視点での講座となります。  興味のある方は来年是非ご参加下さい。

写真:黒岳七合目付近のエゾユキウサギの食痕 5/12
見事なオレンジ色です
2013年05月22日 曇 +14℃(11:50)

 森の中で会うと「ドキッ」とするほど美しい野鳥です。  鳴き声も、森の中の「ピッコロ奏者」。 何とも複雑で綺麗な鳴き声です。  しかし、中々の気の強さ。 雄同士のなわばり争いが激しく、何度か目撃しましたが、くちばしをパチパチ鳴らしたり、スズメバチに似たブーンという羽音を出して追い回したり、極めつけは地上に落下した後も「もみあい」までします。  巣の近くでは、雌もこの争いに参加するというから驚きです。  しかし、鮮やかな色の野鳥です。

写真:キビタキ雄 5/22
稀に見られます part2
2013年05月22日 曇 +14℃(12:00)

 写真は「コアカゲラ」。 アカゲラやオオアカゲラはよく目にしますが・・・。  大きな違いはアカゲラやオオアカゲラよりも、ずっと小さいことです。コアカゲラは約15cm、アカゲラは約25cm、オオアカゲラは約30cm。  また、アカゲラ・オオアカゲラの腹以下は赤味がありますが、コアカゲラにはそれがなく白色です。  繁殖期には「キッー、キッ、キッ、キッ」と鋭く鳴きますが、アカゲラに似て「キョッ キョッ」とも鳴きますが、比較すると声量がかなり乏しい「キョッ」、う〜ん「アカゲラ」とは違うな〜とすぐわかるほどです。

写真:コアカゲラ雄 5/22
エゾエンゴサクがいい感じです
2013年05月22日 曇 +14℃(12:20)

 エゾエンゴサクが徐々に拡がりを見せてくれています。  春!と声高に言えないほど、まだまだ寒さが残りますが、お花たちも一斉にとはいかないようです。  そのような中、カツラやシウリザクラ、ダケカンバの新芽も芽吹き始め、赤や黄、緑など「春紅葉」と呼ばれる光景に近づいてきました。

写真:エゾエンゴサク 上川町 5/22
キツネの親子
2013年05月23日 小雨 +5℃(11:20)

 キツネの親子が森の中から出てきました。 姿を見せたのは、母ギツネと仔ギツネ4匹、お父さんキツネは森の高い場所から「監視」をしていました。  仔ギツネだけでじゃれあって遊んでいましたが、そこに母ギツネが現れ、一匹ずつ丁寧になめてあげていました。  この仔ギツネは生後約1ヶ月ほど経過していると思われますが、狩りの練習が済んでいるのか、4匹ともにジャンプをしながら獲物を捕らえる仕草をしていました。  近づくとやはりそこは野生、すぐに逃げてしまいますが、こちらの動きも雄親は目を離さずみているようで、「ハン」という甲高い声を雄親が出すと、雌親と仔ギツネは一目散に森の中へ退散していきました。  秋にはこの仔ギツネも独立して単独で狩りをしなければなりませんが、それまでにたくさん食べて大きくなって厳しい冬を乗り越えて欲しいものです。

写真:仔ギツネ 5/23
コブシが満開になりました
2013年05月24日 晴 +14℃(14:10)

 「コブシ」がようやく満開を迎えました。 青空に映えて、真っ白な花びらがまぶしいです。  そして、待ちに待った桜がようやく開花しました。 といっても、写真の一つのみ・・・。  これからどんどん増えていくでしょう。 気温も少しずつ上昇しています。このまま春へと進んで欲しいです。  ちなみに、昨年の桜の開花は5/4、相当遅れました。

写真:コブシ エゾヤマザクラ 上川町 5/24
稀に見られますpart3
2013年05月25日 曇 +10℃(9:20)

 写真は「マミジロ」。漢字名で「眉白」。 その名の通り、太い眉斑が特徴です。  カラスの小型版のような真っ黒な野鳥ですが、全長約23cmほどです。  雌雄同色で、森林性の鳥ですが、さすがにこの黒さ見つけるのは大変です。しかし、鳴き声に特徴があり「キョロン ツィー」などとさえずります。  観察する機会はそう多くないと言われています。

写真:マミジロ 5/25
抱卵しています
2013年05月25日 曇 +10℃(9:30)

 「ヤマゲラ」が夫婦仲良く抱卵しているようです。 写真は、雄のヤマゲラですが、この後に雌がやってきて交代で抱卵しています。  繁殖形態は卵生で、春先に5〜6個の卵を産みます。 抱卵期は約半月。雛は生後約1ヶ月ほどで巣立ちます。  巣穴を掘っているところから確認していましたが、今月下旬には雛が産まれてくると思われます。  抱卵から給餌に移りますが、雌雄仲良く子育ての姿がもう少しで見られそうです。  しかし、あまり近づくと育児を放棄しかねません。 でも、この場所、人の通り道・・・。  無事に雛がかえると良いのですが・・・。

写真:ヤマゲラ抱卵期 5/25
峡谷にエゾムラサキツツジが咲きました
2013年05月25日 晴 +13℃(15:10)

 層雲峡峡谷に「エゾムラサキツツジ」が咲きました。  また、カツラやダケカンバなどの新葉も徐々に赤や黄色などに色がつき、春紅葉と呼ばれる光景となってきました。  気温もぐんぐんと上昇し、とうとう桜も開花しましたが、昨年は5/15、10日遅れでの開花となりました。  いよいよ春本番?でしょうか・・・。

写真:層雲峡峡谷 5/25
今年はどうなるでしょう・・・
2013年05月26日 快晴 +16℃(11:50)

 写真は層雲峡園地からの黒岳です。 上段は昨日5/25のもの、下段は昨年5/31のもの。  5/31まではまだ一週間ありますが、果たして昨年のような残雪の状態になるでしょうか?  気温は現在センター前温度計で+16℃、快晴ということもあり、午後からもまだ気温は上がるものと思われます。  また、6月に入り気温が25℃前後の日が続く予報がでました。  昨年同様に一気に融けてくれるといいのですが・・・。

写真:黒岳 上段5/25 下段昨年5/31
大雪高原旭ヶ丘
2013年05月26日 快晴 +16℃(12:10)

 上川町の新名所「大雪高原旭ヶ丘」からの大雪山連峰の様子です。  全体的にはまだまだたくさんの残雪があることがわかります。  しかし、このロケーションは見事です。 北海道も広いですが、このような山岳風景を間近で見ることができるポイントはきっとここだけでしょう。  是非多くの方に体感していただきたいです。

写真:大雪山連峰(左端:黒岳) 5/26
珍しい赤色型
2013年05月28日 晴 +23℃(15:10)

 写真は「ツツドリ」。 ツツドリと聞いてピンとこない方もおられると思いますが、要は「カッコウ」の仲間です。  ハトと同じくらいの大きさで、鳴き声も「ポポッ ポポッ」とハトによく似ています。  鳴き声は良く耳にしますが、姿を見るのは中々難しい鳥です。  しかも、この鳥は普通型(普通型はハトに似た色あいです)と赤色型があり、写真は雌ですが、稀にこの赤色型がいるようです。  しかし今年は珍しい野鳥をよく目にする年となっています。

写真:ツツドリ雌 赤色型 5/28
桜が満開に〜
2013年05月28日 晴 +23℃(15:20)

 本日の層雲峡は、5月としては高い、プラス23度ととても暖かい日となっています。  昨年の5月は最高が20度まででしたので、少なくとも昨年を超えました・・・。  このまま推移すると、山岳地帯の雪解けも進んでくると思われます。  そのような中、上川町の桜の名所「上川公園」ではエゾヤマザクラが満開を迎えています。  ようやくです・・・。 コブシやエゾムラサキツツジ、足元にはエゾエンゴサク、ミヤマエンレイソウ、ヒメイチゲなども同時に咲いており、春本番を告げています。  その上川町、13時現在の気温が29.1度と5月としては観測史上最高となりました。  あんなに寒かったのが、今度は史上最高・・・。 ここ数年のお天気は一体どうなっているのでしょうか?

写真:上川公園にて 5/28
元気がありません・・・
2013年05月28日 晴 +23℃(15:50)

 先日もアップしましたが、本日はまた別の仔ギツネです。  その数3匹でしたが、毛に「つや」がなく、「目やに」がついて涙目になっているものや、「ダニ」が目の周りに付いているもの、また、その足どりも「ヨタヨタ」。  明らかに元気がありません・・・。 あまり近づくと巣を放棄してしまいますので、離れた場所から望遠レンズでの撮影です。  しばらく様子を見ていましたが、親ギツネの姿がありません・・・。  先日の仔ギツネとは明らかに大きさや子どもらしい動きがありません・・・。  自分で餌はまだ捕れないと思いますので、親が面倒を見る時期なのですが・・・。  無事に育って欲しいと願いつつ、その場を離れましたが、何と写真三枚目、親ギツネは少し離れた場所で「昼寝」をしていました。  こちらに気付いたのか、慌てて起きましたが、その距離から見て明らかに親ギツネです。  育児放棄???なのでしょうか・・・。

写真:仔ギツネ 5/28
道路情報です
2013年05月29日 曇 +19℃(11:40)

 道道・町道の開通日が決まりましたのでお知らせします。 * 道道愛山渓上川線 : 一部雪崩の危険があるため未定 * 道道銀泉台線 : 6月13日(木)11:00〜 * 町道高原温泉道路 : 6月10日(月) 9:30〜 尚、詳細につきましては「上川町ホームページ」でご確認下さい。

写真:昨日の仔ギツネ 5/28
峡谷にも桜が
2013年05月29日 晴 +20℃(12:20)

 層雲峡峡谷周辺のサクラも見頃となってきました。 ちなみに、センター前のエゾヤマザクラは本日開花しました。  ダケカンバの新葉も、日を追うごとに緑が増してきています。  いよいよ層雲峡・大雪山麓も春本番です!

写真:層雲峡峡谷から 5/29
層雲峡散策名所:紅葉谷
2013年05月30日 雨 +17℃(11:30)

 前回(16日)から比較すると、雪は相当量融けてはいるものの、散策路の残雪部分は硬い雪で滑りやすく、倒木や細かな枝もまだたくさんある状態です。  残念ながらまだ「一般的」ではありません・・・。 本日は早朝から雨。しかし、来週にかけては晴の予報が多く、気温も高めに推移するようです。  もうしばらくお待ち下さいという状況です。

写真:紅葉滝手前の残雪 5/29
イタヤカエデ
2013年05月30日 雨 +18℃(12:15)

 高さ15m〜20m、太さ60cm〜100cmになる落葉樹。 秋には見事に黄葉するイタヤカエデ。  春先には写真のような緑黄色の花が咲きます。秋の紅葉も綺麗ですが、春先の花も中々なものです。  花びらは5枚で茎は約6mm、漢字名で「板屋楓」と書きますが、雨宿りができるほど葉が繁り、板でふいた屋根のようなのでこの名がついたとか・・・。  遠目で見ると、黄色い霞がかかったように見えますが、近くで見ると意外にも綺麗なお花です。

写真:イタヤカエデ(花) 5/29
九十九滝が現れました
2013年05月31日 快晴 +20℃(11:40)

 層雲峡散策名所「紅葉谷」入口付近の九十九沢周辺で、幻の滝と呼ばれている「九十九滝」が現れました。  この滝の水源は、標高1800m周辺の黒岳東斜面にある沢で、春先の雪解け時や大雨の増水時に一時的に現れるものです。  滝の形態は、断崖から地下水脈が流れ落ちる「潜流瀑」です。落差70mから流れ落ちる様は実に勇壮です。  写真には少々わかりずらいですが、赤ラインを引いてありますが、ラインの通りの流れとなっています。  沢から流れる伏流水は「北海道の名水」にも選ばれています。

写真:九十九滝 5/31
一気に新緑へ
2013年05月31日 快晴 +20℃(12:20)

 気温の上昇とともに、昨日は雨・・・。 この影響で、層雲峡峡谷は一気に新緑の様相となってきました。  昨日は風も強く吹いていたため、サクラの葉も飛び散っていましたが、何とかまだ持っているようです。  層雲峡に向うにつれ、国道39号線は新緑に包まれていますが、峡谷の高い部分はこれから。  日を追うごとに、益々緑が増えていくことでしょう。  センター業務もこれからは、大雪山麓の情報から「山モード」へと移っていきます。  早速、明日は黒岳へ情報収集です。 今年は残雪が多く今から心配ですが・・・。

写真:層雲峡園地から 5/31