層雲峡ビジターセンター
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無事でした
2014年04月01日 曇 -1℃(12:50)

 散策中に「エゾモモンガ」の痕跡を見つけました。 かなり多めの糞でしたので、巣穴には複数のモモンガが想定されました。が・・・。  しかし、辺りを見回すと「巣材」が散乱していました。  天敵に襲われてしまった可能性が高いと判断しましたが、数日間通ってみることにしました。  しかし、中々出てくる気配がありませんでしたが、本日ようやく巣穴の中にいることがわかりました。  写真の3枚目がそうですが、ややわかりにくい写真ですが、これ以上出てくることはありませんでした。  相当警戒していることと、仮に天敵に襲われたのなら何故また同じ巣を利用するのか・・・。若しくは、別の個体なのか・・・。  いずれにしても、生きていたことでホッと一安心でした。

写真:エゾモモンガ 4/1
山肌が少しづつ・・・
2014年04月02日 晴 5℃(15:00)

 気温の上昇とともに、大雪山連峰の山肌が少しづつではありますが見えてきました。  まだまだたくさんの残雪がありますが、これからは日一日と融雪が進んでいきますが、大雪はまだまだこれから雪の降る日もあります。  今年こそは残雪の少ない山を歩きたいものです。

写真:大雪山連峰 大雪高原旭ヶ丘から 4/2
大丈夫でした
2014年04月02日 晴 5℃(15:10)

  道路脇にエゾシカの仔が・・・。 近寄ってみても動かない・・・。  目もうつろで、逃げる素振りさえしません。 怪我でもしているのか?病気なのか?  とその瞬間、森の高い所から親ジカの鳴声が・・・。  それを聞いた仔ジカは、慌てて起きだし一目散に森の中へ。天気が良く、気温も高かったことで寝ていた場所が随分と暖かかったのでしょう。  それにしても、あぶない場所での「ひなたぼっこ」でした。

写真:仔ジカ 4/2
蜂の巣
2014年04月04日 雪 0℃(10:30)

 散策中に蜂の巣が・・・。 現在は蜂の心配はありませんが、この巣は以前から確認しているもの。  しかし、よく見ると巣が増えていました。 下2段を新たに造ったようです。  樹洞に造ったものですが、蜂はさまざまな場所に巣を造ります。  毎年、蜂の事故がありますが、今年も十分に気をつけてください。

写真:樹洞に造られた蜂の巣 4/3
紅葉谷
2014年04月04日 雪 0℃(10:40)

  層雲峡散策名所「紅葉谷」の様子です。 昨年と打って変わり、今年の大雪山麓の残雪は大変に少ないものになっています。(積雪深で約50cm少ない状況です)  写真は入り口付近のものですが、ほぼ雪はありません。が、散策路に入るとさすがにまだまだ残雪があります。  しかし、今後の予報を見てみると今年の消雪時期は早くなりそうで、雪が解けた散策路を歩けるのも早まりそうです。 

写真:紅葉谷入り口 4/3
吹雪いてきました
2014年04月04日 吹雪 0℃(11:50)

 一時は小康状態でしたが、早朝から吹雪状態です。 湿った重い雪で、車での走行も注意が必要です。  ここ数日は暖かい日が続いていましたが、やはりここ大雪山麓は別格のようです。  やはり降りました。しかも、積雪状態となってきました。  これを繰り返して春がやってきますが、本日の天候は予想外・・・。  しかし、3月の層雲峡は大変に降雪が少ないものでした。昨年の(昨年は多すぎましたが・・・・)降雪量は252cm、今年は94cmとほぼ比較にならないほどでした。  過去に(近い年では2008年)100cm以下の降雪量は何度かありましたが、平均するとやはり200cm近いものになっています。  但し、山は昨年並みに多いものになっているのですが・・・。

写真:吹雪の層雲峡峡谷 周辺の木々も一瞬にして雪が被りました 4/4
一夜明けて・・・
2014年04月05日 吹雪 -6℃(10:00)

 昨日から降り続いた雪も、とうとう15cmまでの降雪となりました。(気象庁発表)  周辺は、真っ白・・・冬に逆戻りといった感じです。  7日まではまだ雪の降る確率が高そうですが、8日以降は気温も上昇し、本格的な春にむかう予報となっています。

写真:雪景色の層雲峡 4/5
久しぶりでした
2014年04月05日 吹雪 -6℃(10:10)

 久しぶりに「エゾライチョウ」に出会いました。 つがいの形成期(3月〜5月)ということもあり、二羽でいましたが、吹雪を避けるようにとまっています。  あまりの悪天に、飛び疲れて一休みでしょうか? エゾライチョウは、周年で山地の森林に生息していますが、その数は減少傾向にあるようですが、キタキツネの捕食が原因とも言われています。

写真:エゾライチョウ雌 4/4
大雪山連峰
2014年04月09日 小雨 10℃(13:20)

 上川町「上川公園」から見る「大雪山連峰」です。 山肌もすこしずつ見えはじめてきていますが、先日の雪でまた少し白くなった感があります。  大雪高原旭ヶ丘からみる連峰も中々みごたえがありますが、ここ上川公園も劣らず素晴らしい光景です。  この上川公園は桜の名所でもありますが、桜と大雪山連峰・・・。これもみごたえがあります。  是非一度ご覧下さい。

写真:大雪山連峰 上川公園より 4/8
レンズ雲が・・・
2014年04月09日 小雨 10℃(13:25)

 早朝から良いお天気でしたが、ニセイカウシュッペ山上空に「レンズ雲」が。連続して「大雪山連峰・黒岳」上空にも「レンズ雲」が・・・。  この雲が現れると、天気が下り坂に・・・。 撮影は朝でしたが、見る見るうちに雲が・・・。  現在は雨も降り出してきました。 予報ではまた雪マークが・・・。

写真:レンズ雲 4/9
ヒバリも・・・
2014年04月09日 小雨 10℃(13:30)

 夏鳥が続々とやってきています。 写真のヒバリやアオサギ、ホオジロにアオジ、ベニマシコにハクセキレイ・・・。  昨年から現在に至るまで、今回は随分と今までとは違う光景がありました。  キレンジャクはよく飛来しますが、ヒレンジャクが群れをなしていたり、ベニヒワが100羽以上の大群となったり、観察難易度の高いコクマルガラスやコチョウゲンボウなどなど・・・。  極めつけは、観察難易度トップクラスの「ナキイスカ」。(〜次号センターだより表紙です。) さすがにこれを見たときは鳥肌が立ちました。  ここ上川町から層雲峡にかけては、野鳥の楽園といっても過言ではないでしょう。  実にさまざまな野鳥が見られることと、運がよければ珍しい鳥も・・・。  よほど野鳥にとっては「住みごごち」のよい地域なのでしょう。

写真:ヒバリ アオサギ 4/9
全国1・2位です
2014年04月10日 雪 -1℃(9:20)

  やはりころころと変わる空模様です。 レンズ雲が現れたこともありますが、夜半からの雨が雪に変わり積雪状態となってしまいました。  気象庁24時間降雪量では、層雲峡が午前8時現在「13cm」、上川町が「11cm」と全国あわせても一番と二番とあまりうれしくないデータとなっています。  峡谷もまたすっかりと雪に覆われてしまいました。 予報によると、今後は雪マークはありませんが・・・。  いよいよ春に向かうでしょうか? このブログでも「そろそろ春」「また雪が・・・」を繰り返していますが、今度こそは・・・。

写真:雪が被った層雲峡映月峰 4/10
午後からは回復しました
2014年04月11日 雪 -4℃(9:40)

 昨日の降雪も、午後からは層雲峡から上川町に向かう途中に回復し、晴れ間が拡がりました。  峡谷もすっかりと雪景色、樹木にもたっぷりと雪が被りました。  と、雪が被った樹木に見とれていると、前方にエゾシカが・・・。  このエゾシカ、まったくよけてくれません・・・。 クラクションを鳴らしても、車を進めても・・・。  仕方がないので、エゾシカ観察をしていましたが、よくみると何とも「美脚」のエゾシカでした。

写真:雪被りとよけないエゾシカ 4/10
福寿草
2014年04月14日 快晴 -5℃(10:30)

 定点場所の福寿草(上川公園)が開花しました。 (やや開花しかけたのが4/3、その後の繰り返した降雪の影響で雪が被ってしまいました) 今日は気温も高くなる予報、雪解けの場所から徐々に開花数が増えてくるでしょう。  定点場所ではないところで、今年は3/30に開花しましたので、例年よりは早く開花したことになります。  ちなみに、定点場所では2013年は4/23、2012年は4/15、2011年は4/6となっており、昨年比では10日ほど早く開花しました。  春の指標の一つ、福寿草が開花したことでだんだんと春に向かって欲しいです。  しかし、山は・・。 黒岳の七合目では積雪が何と500cmに達しました。  これは、1997年以来の多い積雪量です。 今年の残雪が気になるところです。

写真:福寿草 上川町 4/13
目覚めました
2014年04月15日 晴 12℃(14:20)

 エゾタヌキが冬ごもりから目覚めました。 昨年も同様の時期に撮影しましたが、気温その他の要因はあるものの、おおよそこのタイミングでの目覚めでしょうか。  目覚めはじめなのか動きも遅く、心なしか目も虚ろな感じです。  これからは繁殖期に入りますので、十分な栄養が必要ですが、まだ雪が多く残っていますので、餌探しには相当な苦労がありそうです・・・。

写真:冬ごもりから目覚めたエゾタヌキ 4/15
まだふわふわです
2014年04月19日 快晴 +2℃(13:20)

 散策中にキタキツネに出会いました。 ご覧の通り、毛はまだ「ふわふわ」でした。  間もなく「毛変わり」時期を迎えますが、このふわふわで見られるのもあと少しです。

写真:キタキツネ 層雲峡 4/19
エゾノリュウキンカ
2014年04月19日 快晴 +2℃(13:30)

 エゾノリュウキンカが顔を覗かせました。 これも春の指標の一つです。  昨年は4月17日でしたので、ほぼ同様時期となりました。  森の奥に入ると、まだまだたくさんの雪がありますが、沢沿いでは春がやってきたようです。

写真:エゾノリュウキンカ 層雲峡 4/19
生態は旅鳥です
2014年04月20日 快晴 +6℃(15:00)

 昨年に引き続き、今年もやってきてくれました。 定期的に渡来はするものの、その数はかなり少ないようで、見る機会もほとんどないとされています。  大きさは約23センチほどで、この日は下に降りて木の実を食べていました。  珍しい野鳥が見られるのもこの時期の特徴です。 今年はどんな迷鳥がやってくるでしょうか?

写真:シロハラ 上川町 4/20
バッチのようでした
2014年04月24日 晴 +13℃(13:50)

 久しぶりに早朝から暖かい一日。 ここぞとばかり、早朝散策にでかけました。  雪解けも随分と進み、近隣の森ではすでにスノーシューは履けない、つぼ足ではまだ歩きづらい・・・。  あまり奥には行けないと思い、近間で野鳥の観察をしていましたが、樹木と同化して最初はわかりませんでしたが、エゾモモンガが木に「へばり付いて」いました。  さながら「バッチ」のようです。 あたりを見まわしたのですが、残念ながら巣穴を見つけることはできませんでした・・・。  意外と近いところにいるものだと、今更ながらに感じましたが、何やら大きな足跡のようなものもちらほらと・・・そろそろ単独での朝・夕の散策はむずかしくなってきました。

写真:エゾモモンガ 4/24
エゾエンゴサクが開花しました
2014年04月24日 晴 +13℃(14:40)

 只今のセンター前の気温+13℃。 今春最高気温です。  上川町にある「上川公園」のエゾエンゴサクも開花しました。  すでに開花している福寿草も背丈が大きくなり、花数も随分と増えてきています。  このまま春に突入しそうな様相です。 雪はもう降らないでしょう・・・?

写真:エゾエンゴサク 福寿草 上川町 4/24
ヒメイチゲが開花しました
2014年04月26日 晴 +16℃(11:00)

 上川町にある上川公園の「ヒメイチゲ」が開花しました。  昨年は5/9、約半月も早く開花しました。 高山の草地でもよく見かけますが、低い山でも見られます。  キンポウゲ科のこのイチゲ、漢字にすると「姫一花〈華〉)、姫とは「やさしい」「可愛らしい」という感じを表していて、一花は名前の通り1つしかつけません。  春に咲く花の中でも、最も細く繊細な感じのする花です。もう間もなくすると、白いじゅうたんのような花景色が見られます。

写真:ヒメイチゲ 上川町 4/26
そろそろ活動期です
2014年04月26日 晴 +16℃(11:30)

 季節により活動時間が変化する「エゾリス」。 そろそろ暖かくなってきましたので、日中も活動し始めました。  春は基本的に朝の活動(その後は巣の中にいます)、夏は日の出から日没までと変わりますが、一概にはいえないようですが、これからは終日観察できそうです。

写真:エゾリス 上川町 4/26
お知らせ スタンプラリーが始まります
2014年04月26日 晴 +17℃(13:30)

 大雪山国立公園80周年記念スタンプラリーが始まります。  ひがし大雪自然館(ぬかびら温泉)・旭岳ビジターセンター(旭岳温泉)・層雲峡ビジターセンター(層雲峡温泉)の3施設+各々の温泉施設や大雪山国立公園内の温泉街施設(場所はスタンプ帳に記載されています)を利用することで、オリジナル手ぬぐいや特産品抽選権、宿泊券やお食事券が当たります。  この機会に各ビジターセンター巡りや、国立公園をぐるっと満喫してみてはいかがでしょうか?  尚、期間は4/26〜2015.1/31までとなっております。 詳細はお問い合わせくださいませ。 例1・3つのビジターセンター+温泉施設2ヶ所利用でオリジナル手ぬぐい進呈 例2・3つのビジターセンター+温泉施設4ヶ所利用で特産品抽選権 例3・3つのビジターセンター+温泉施設6ヶ所利用で宿泊券やお食事券等が抽選で当たります。

写真:スタンプラリーポスター 4/26
困ったキタキツネ
2014年04月29日 快晴 +12℃(12:20)

 またまたキタキツネに遭遇。 会うと一目散に逃げるのですが、何とトコトコと寄ってきました。  車の中にいましたが、すぐ目の前で座ってしまいました。窓を開け、一枚カシャッ・・・。と、すぐさま今度は窓の下までやってきました。  猿とは違い襲ってはこないだろうと思いつつ、やはり少し恐怖感をおぼえます。  窓を閉め車を走らせると、今度は追いかけてきました。う〜ん・・・、かなり人馴れしたキツネのようです。  見るからに昨年親離れしたばかりの、まだ仔ギツネに近い体格。自分で餌を捕れず、人からもらうようになってしまったようです。  厳しい冬を乗り越え、そこは「よく頑張った!」と言ってあげたいのですが、これでは・・・。  くれぐれも野生の動物には餌を与えないようお願いします。しかし、モッコモッコのシッポでした。

写真:キタキツネ 層雲峡 4/29
急激に雪どけが進んでいます
2014年04月29日 快晴 +12℃(12:30)

 上川町の上川公園からの「大雪山連峰」です。 ここ数日間の気温の上昇で、山肌が見えてきました。  しかし、黒岳七合目ではいまだ積雪が430センチ・・・。 急激に進んではいますが、まだまだたくさんの雪です。  昨年は、ここからゴールデンウィーク期間中は平地でも雪の連続でしたが、今年は打って変わり気温の上昇が顕著です。  期間中に山に入られる方がいらっしゃると思いますが、雪崩には十分に気を付けてください。  しかし、平地では徐々に春にむかっています。 写真のエゾエンゴサクも随分と花数が増えてきました。

写真:大雪山連峰 エゾエンゴサク 上川町 4/29
クルミの食べ方
2014年04月30日 曇 +18℃(13:30)

 エゾリスがクルミをおいしそうに・・・。 じっーと観察してみました。  まずは、クルミを見つけ安全な場所まで移動。(写真上)次いで、線に沿って真ん中から二つに割れるように「ガジガジ」と噛みます。(写真中)  そして、数分後割れたクルミを落とさないように持ち、片方ずつから食します。(写真下)  但し、完全に割れた場合は、大抵は片方のクルミが地面に落ちてしまい、食べ終わってから地面に降りて、写真上からやりなおし・・・。  しかし、エゾリスも中々頭がよく、完全には割らないで「パカッ」と開いて(この場合は割れた下面はくっついています)、両方ともに食す場合もあります。  そして、食べ終わると一目散に森の中へ消えていきます。

写真:エゾリスのお食事 層雲峡 4/30