ビジター山だより

黒岳九合目

2012-07-10 16:30

曇り 19℃

九合目付近のお花の状態が日増しに良くなってきました。特に「ウコンウツギ」の群落は、ここ数年の内では大変に良い状態と言えそうです。頂上直下にはまだ蕾もありますので、まだまだ見頃は続きそうです。(お天気に左右されてしまいますが)花数も揃いつつありますので、お花目的の方は十分お楽しみいただけそうです。

写真:黒岳九合目 7/10

見事な雲海でした

2012-07-10 16:20

曇り 19℃

下界は真っ白・・・濃霧状態・・・。しかし、雲海が出る状況が揃っていたため、黒岳方面に行ってきましたが、読みが当り見事な雲海が現れました。が・・・、その雲も時間がたつにつれバラけてしまい、とうとう「赤石川」に辿りついた時は霧の中・・・。おまけに雨も降り出してしまい、なかなかうまくはいかないものです。最近のお天気は読めません・・・。しかし、本日の雲海は「ウコンウツギ」の群落と重なり見事な眺望でした。

写真:黒岳九合目付近 7/10

消雪しました

2012-07-10 14:10

曇り 19℃

黒岳の登山道上の雪は消雪しました。写真の通り、登山道脇には数ヶ所残っているところもありますが、雪の上を歩くことはありません。昨年と比較すると、約一週間早い消雪となりました。但し、登り始めから八合目下部までは、前日の降雨のため大変滑りやすくなっていました。天候が回復しますと問題なく乾いた登山道を歩くことになりますが、前日が雨という場合は十分注意されて下さい。

写真:黒岳八合目周辺 7/10

ニョロニョロ大群落

2012-07-07 14:00

晴れ 22℃

十日近くあけて訪れた緑岳の稜線は様相が一変していました。我が世の春を謳歌していたホソバウルップソウはほぼ枯れかけ、その代わりにグンと勢いを増してきたのがエゾハハコヨモギ。ニョロニョロとした姿が風に揺れ、どことなく幽霊を思わせる外観。その幽霊の大群が稜線を埋め尽くしている様子はまさに圧巻の一言です。まだ開花しているものは少なく、蕾のものが大半ですが、早咲きの花から夏の花への移行期といえるここ一週間くらいは、ニョロニョロの大群落が幅を利かせそうです。下の方では、第一花畑の木道がほぼ露出し、雪田端の一部ですが、アオノツガザクラ・チングルマ・エゾコザクラ・ジムカデ・キバナシャクナゲが咲いてきています。第一花畑と第二花畑の間には回廊状に雪が残っていますが、まもなく登山道が出てきそうです。第二花畑からエイコノ沢のガレ場にかけては、一カ所登山道が露出している外は、雪上歩行になります。視界不良時はご注意ください。開花状況登山口~下部樹林帯: ダイセツヒナオトギリ(始)シロバナノニガナ(始)エゾイチゲ↓・ゴゼンタチバナ◯第一花畑(雪田端の一部): アオノツガザクラ↑・チングルマ↑・エゾコザクラ↑・ジムカデ↑・キバナシャクナゲ↑エイコノ沢ガレ場: トカチフウロ◯・ウコンウツギ◯ハイマツ帯: エゾウサギギク(始)・イソツツジ↓・メアカンキンバイ↓・ミヤマキンバイ↓・ゴゼンタチバナ↑・エゾノマルバシモツケ↑岩塊斜面: イワブクロ↑・コケモモ◯・クロマメノキ◯・イソツツジ◯・エゾノマルバシモツケ↑・ハイマツ◯・チシマキンレイカ↑緑岳山頂~板垣分岐: エゾノマルバシモツケ↑・メアカンキンバイ↓・ミヤマキンバイ↓・イソツツジ↑・エゾイワツメクサ↑・エゾタカネツメクサ↑・チシマキンレイカ◯・イワブクロ(始)・ホソバウルップソウ↓・チョウノスケソウ↓・エゾオヤマノエンドウ↓・メアカンキンバイ↓・ミヤマキンバイ↓・タカネスミレ◯・エゾタカネツメクサ◯・キバナシオガマ◯・エゾハハコヨモギ↑・イワヒゲ↑・エゾツツジ(始)・ヒメイワタデ(始)・チシマキンレイカ(始)・クモマユキノシタ(始)

道迷いに注意

2012-07-05 10:15

曇り 12℃

きのう銀泉台第一花園下で道に迷った登山者に会いました。ご当人のお話では、銀泉台から赤岳に向かって歩き始めたのだが、登山道がどんどん下りはじめて…ということで、見晴し台へ向かっていた私たちから見ると、銀線台へ戻っていく方向へ進んでいました。ちょっと理解に苦しむお話でしたが、雪渓上で方角を見失ったのでしょうか。道北地方山岳遭難防止対策協議会発行の『登山ガイド2012』によると、ここ五年間の遭難原因で最も多いのが「道迷い」で、全体の40%を占めています。とくに残雪や雪渓がまだ広く残っている今時期は要注意といえます。足跡をついていけばいいだろうと、気軽に考えがちですが、残念ながら間違った足跡が付けられている場合もあり、途中で気がつけばいいのですが、そのまま道に迷って遭難ということも予想されます。平野部では最高気温が30℃を超えたりして、季節感としては真夏なのですが、山の上ではまだ、残雪期から夏山への移行期にあたる今の時季は、一人で山へはいる場合、とくに注意が必要です。以下の条件をクリアーできない人は、単独での入山を避け、ガイドや熟練登山者に同行してもらいましょう。・ルートを熟知している・地形図とコンパスを使いこなせる・リスクマネジメント(危機対応)ができる

写真:赤岳第三雪渓 7/4