ビジター山だより

カエルデ

2007-10-13

2007年10月13日(その2)

 
 
 葉っぱの形がカエルの手、カエルデ、カエルデ・・カエデとなったとか。
 紅葉谷の入り口は上も下も赤い蛙手がいっぱい。

 写真:ハウチワカエデ/羽団扇楓(紅葉谷)

初雪・骨の傍らに

2007-10-12 16:00

雨/初雪 氷点下1℃

 【初雪】正午過ぎから時折風雨に混じってちらちらと降り始めた雪は、午後3時半には地面をすっかり白くしてしまいました。昨年よりも一日早い層雲峡の初雪です。まだ雪虫の姿も見ていないというのに。

 【紅葉谷】その光景に、息をのむほど惹き付けられました。とりどりの落ち葉の上に埋もれるエゾシカの頭蓋骨。なにか違和感を感じたのは、長い時間の経過を示す骨の白さに対して、落ち葉の色彩が妙に鮮明で、あまりにも対照的だったから。けれど落ち葉もまた遺骸。その色もじきに鈍くなり、同じように土に還っていきます。
 もうひとつ対照的だったもの。それはそのエネルギーを受け継ぐ者。骨の傍らには、ミズナラとイタヤカエデの苗木が育っていました。

 写真:エゾシカの頭骨と苗木(10/12)

迷いザリガニ

2007-10-09 15:30

雨 6℃

 お馴染みさんの地元の子供たちが、何やら大事そうに帽子を抱えセンターにやって来ました。「道路にザリガニがいた~。」「え~!」と差し出された帽子の中を覗くと、立派なハサミのニホンザリガニが大人しく丸まっています。聞けば、黒岳神社の前の道路でジリジリ後ずさりしていたところを保護したのだと。「きっと近くの沢から迷い込んで来たんだねぇ。」沢を離れ、どれだけ歩いてきたのか、あまり元気がないようでしたが車に轢かれずなにより。図鑑でオスかメスかを確認し、すぐ沢に返しに行きました。水に放されたザリガニは、しばらくすると元気を取り戻しシュシュッと石の陰に潜っていきました。

 写真:「無事帰還」ニホンザリガニ
    (ちなみにオスでした)

両手にコウヨウ

2007-10-08 16:00

雨/晴れ 6℃

 吹き荒れる風に逆らうこともなく、むしろ喜んで空へ舞い上がる木の葉はまるで一斉に飛び立とうとする鳥のよう。今日は青空と雨空がぐるぐる交互にやって来て、その度に大きな半円の虹を峡谷に架けていきました。
 9月上旬、大雪山から始まった紅葉もついに層雲峡到着です。石狩川と国道を挟んで対峙する絶壁を見上げれば、これがいわゆる「両手に紅葉」。
 
 16時現在、黒岳7合目の気温は0℃。すでに雪が降り始めています。
 紅葉を追いかけるようにして。層雲峡に雪の匂いが届くのもそう遠くはなさそうです。

 写真:層雲峡地獄谷(10/8)

甘~い紅葉谷

2007-10-06 15:30

晴れ 12℃

 層雲峡の数ある紅葉スポットの中でも紅葉谷を外すことは出来ません。「もみじ谷」というその名に違わず、周辺にはカエデ類も多く、紅葉を眺めながらゆっくりと山麓の森を散策することができます。
 出勤前、早朝の紅葉谷。真紅に色付いたハウチワカエデをくぐり抜けるとシジュウカラやコゲラがあわててパタパタ飛び回る。坂道を上がるとそこは少し開けていて、立派なカツラの古木が朝霧の中に黄色く浮かび上がる。辺りはカツラから発せられる甘く芳しい香りでいっぱい。
 嗚呼、なんとぜいたくな一日の始まり!
 
 【**紅葉谷をより楽しむために**】
 ビジターセンターではご希望の方に紅葉谷散策マップをご用意しています。また常時、職員による散策案内も行っていますので、どうぞお気軽にお問合せください。

 写真:紅葉谷(10/6)
    7割くらいの色付きです。見頃です!